日本政府による福島第一原発の汚染水放出が秒読み段階に入り、塩の買い占め現象が起きている中、京畿道内に流通する天日塩に対する放射性物質検査が行われた。
京畿道保健環境研究院は6月1日から14日にかけて、京畿道内の大規模流通施設、ローカルフード売り場、オンラインで販売されている国内産の天日塩(道内生産含む)24件に対して、放射能汚染の有無を確認する精密検査を実施した。その結果、24件とも汚染指標物質であるヨウ素(I-131)、セシウム(Cs-134、Cs-137)などはまったく検出されなかった。ヨウ素とセシウムの基準値は1キロ当たり100ベクレル。詳しい検査結果は京畿道保健環境研究院のウェブサイト、および京畿道庁のウェブサイトで確認できる。
京畿道保健環境研究院のパク・ヨンベ院長は「研究院は道民の不安を解消するため、道内流通食品に対するモニタリングを続ける計画だ」と語った。