原文入力:2010-03-27午前12:33:05(935字)
104人搭乗‘天安艦’船尾で原因未詳の爆発
緊急安保長官会議招集…軍, 人命救助作業
ソン・ウォンジェ記者
←沈没事故がおきた哨戒艦 天安艦
26日午後9時45分頃、西海,白翎島近隣海域で巡回査察中だった海軍1200t級哨戒艦天安艦が原因未詳の爆発で沈没する事故が発生し、海軍が人命救助作業に当たっていると軍当局が明らかにした。この哨戒艦には乗務補助員104人が搭乗していたことが分かった。
海軍関係者は 「2艦隊所属の哨戒艦天安艦が白翎島と大青島の間の海域を巡回査察している間に原因未詳の浸水状況が発生し乗務補助員救助に当たっている」と話した。この関係者は「まだ人命被害などは正確に把握できていない」と付け加えた。
この日、事故は哨戒艦船尾側で原因未詳の爆発によるものと伝えられた。軍消息筋は「天安艦が船体後方から沈没中で攻撃を受けた可能性も提起されている」とし「当時近隣にいた哨戒艦束草艦から北側の未詳ターゲット(船舶)に向け発砲したと理解する」と話した。軍当局は北韓軍の魚雷や艦砲を利用した奇襲攻撃の可能性と、訓練中の武器操作ミスなどによる艦内爆発事故の可能性,暗礁との衝突可能性などを全て念頭に置き原因調査を行っていると分かった。
海軍は事故直後、近隣の警備艇など艦艇を緊急派遣し救助作業に当たった。軍消息筋は「天安艦乗務補助員104人の内、相当数が爆発当時海に飛び降り人命被害の発生が憂慮されている」と話した。別の軍関係者は「哨戒艦級艦艇には救助艇などは積まれておらず早期に人命救助がなされなければ大規模人命被害につながりうる」と話した。
政府はこの事故後、直ちに大統領府で緊急安保関係長官会議を招集し事故原因と対策を議論した。この会議にはキム・テヨン国防部長官とウォン・セフン国家情報院長,ユ・ミョンファン外交通商部長官などが参加したと知られた。
ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/412615.html 訳J.S