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対日「屈辱外交」批判の中、7日にソウルで韓日首脳会談

登録:2023-05-03 08:23 修正:2023-05-03 08:46
尹錫悦大統領が3月16日、東京の首相官邸で日本の岸田文雄首相と共同記者会見を終えた後、握手をしている/聯合ニュース

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と日本の岸田文雄首相が7日、ソウルで首脳会談を行う。尹大統領の「ばらまき」対日外交政策が韓国内の批判世論に直面しているなか、今回の会談では、過去の歴史問題に対する岸田首相の「誠意ある呼応」よりも安全保障と経済協力に焦点が合わされるものとみられる。

 大統領室は2日、報道資料を公開し「岸田首相が7日から1泊2日の日程で韓国を実務訪問する予定」だとしたうえで、「尹大統領は3月の訪日の際、岸田首相にソウル訪問を招請しており、今回の岸田首相の訪韓を通じて首脳間のシャトル外交が本格稼動する」と発表した。日本の外務省は首脳会談が7日に行われると発表した。

 日本の現職首相が二国間会談のために訪韓するのは、2011年10月に野田佳彦首相(当時)が李明博(イ・ミョンバク)大統領(当時)の招請を受けソウルを訪問して以来、11年6カ月ぶり。岸田首相の訪韓は、3月の尹大統領訪日の際と同じく実務訪問の形式だ。

 両首脳が会うのは3月16日の東京での韓日首脳会談以来、約50日ぶり。当初、岸田首相の訪韓は19~21日に広島で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)後の夏頃と見込まれていたが、前倒しされた。韓日「シャトル外交」の復活を宣言していながら、尹大統領だけが3月と5月に連続で訪日するかたちになることを避ける意図とみられる。尹大統領が4月26日にワシントンでの韓米首脳会談で、韓米日協力の基本方針を繰り返し取り上げたことに対し、日本側が呼応したともみなせる。

 会談内容としては、安全保障や経済協力、北朝鮮および地域・国際情勢、社会・文化交流など両国関係の改善のための後続措置がもれなく取りあげられると思われると、大統領室は明らかにした。具体的には、北朝鮮による核とミサイルの武力誇示に対応するための情報の共有方法、半導体などの産業分野での協力方法などが議論される。

 過去の歴史問題に対する日本側の呼応を要求する韓国国内の世論が高まるなか、大統領室は「未来志向的な協力」を強調し、慎重な態度を示している。急遽進められた岸田首相の訪韓で、過去の歴史問題に対する日本側の進展した立場は期待しにくいという見方が支配的だ。今回の訪韓の日程には、岸田裕子夫人も同行する予定で、キム・ゴンヒ女史と岸田夫人の親交の時間が別途用意されるものとみられる。

 両首脳の会談に先立ち、秋葉剛男・国家安全保障局長は1泊2日の日程で3日に訪韓し、チョ・テヨン国家安保室長と会談する。日本の国家安全保障局長の訪韓は2014年以来初めて。秋葉局長の訪韓を機に、韓日の国家安全保障会議(NSC)経済安全保障対話も開かれる。先の韓日会談をきっかけに発足した会議体制で、今回の会議ではサプライチェーンと先端技術分野での両国の協力を強化するための方法が議論される予定だと、大統領室は付け加えた。

キム・ミナ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1090279.html韓国語原文入力:2023-05-03 02:41
訳M.S

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