韓日首脳会談後初めて開かれた水曜デモで、参加者たちは日帝強占期(日本による植民地時代)強制動員賠償に関する解決策の撤回を求めた。
正義記憶連帯と市民団体、進歩党は22日昼、ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧日本大使館近くで第1588回日本軍性奴隷制問題解決のための水曜デモを開き、韓日首脳会談を批判した。
水曜デモに参加した日本軍「慰安婦」の被害者であり、人権運動家のイ・ヨンスさんは、日本が和解・癒やし財団に拠出した10億円をすべて返還するよう政府に求めたうえで、「尹大統領が大統領選候補時代に大邱(テグ)を訪れて歴史問題を解決すると述べ、大統領にならなくても解決すると約束したが、それは嘘だったのかと聞きたい」と語った。
参加者たちは独島(トクト)問題、福島産水産物の輸入、「慰安婦」合意の履行などに関する韓日首脳会談の内容を明らかにするよう求めた。また、戦争犯罪に対する日本政府の公式謝罪と法的賠償も要求した。