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[フォト]韓国の市民団体「日本の軍国主義再武装を糾弾する」

登録:2022-12-21 06:36 修正:2022-12-21 07:05
20日午前、ソウル鍾路区の在韓日本大使館の入居しているビルの入り口で韓日歴史正義平和行動の主催で開かれた「日本の安全保障関連3文書改定糾弾記者会見」で、民族問題研究所のキム・ヨンファン対外協力室長(左から三人目)が発言している=キム・ヘユン記者

 「反撃能力」という表現で敵基地攻撃能力の保有などを明記した日本の「国家安全保障戦略」改定案に対して、韓国の市民団体が糾弾の声をあげた。

 韓日歴史問題などの解決に向け多くの市民団体が集まって今年8月に発足した「歴史正義と平和な韓日関係のための共同行動」(韓日歴史正義平和行動)は20日午前、在韓日本大使館が入居しているソウル鍾路区中学洞(チュンハクトン)のツインツリータワーの入り口付近で記者会見を開き、16日に日本政府が発表した「国家安全保障戦略」改定案に対する批判の声を高めた。

 日本政府が10年ぶりに改定した国家安全保障戦略は「日本に対する攻撃を防ぐための必要最小限の自衛措置として相手(敵)の領域に有効な反撃をすることが可能」という概念の「反撃能力」の保有を認めている。これにより、専守防衛(攻撃を受けた時のみ防衛力を行使)の原則に従い、太平洋戦争敗戦後70年以上「防衛」にとどまっていた日本の安全保障政策が攻撃能力を保有するようになった。

 記者会見の参加者たちは国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画の安全保障関連3文書の改訂を「日本の再武装」、「軍国主義復活の試み」だと糾弾する一方、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権に対日屈辱外交と韓米日軍事協力の中止を求めた。参加者たちは記者会見後、在韓日本大使館に抗議書簡を伝えようとしたところ、警察の制止に阻まれる場面もあった。現場の様子を写真で振り返る。

日本の安全保障関連3文書改定を糾弾する記者会見で、参加者たちがプラカードを持ってスローガンを叫んでいる=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社
20日午前、ソウル鍾路区の在韓日本大使館の入居しているビルの入り口で韓日歴史正義平和行動の主催で開かれた「日本の安全保障関連3文書改定糾弾記者会見」で、ある参加者がプラカードを掲げている=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社
韓日歴史正義平和行動の活動家たちが抗議書簡を日本大使館に伝えようとしたところ、警察に阻まれ、プラカードを警察の盾などに貼り付けて抗議している=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社
韓日歴史正義平和行動活動家たちが記者会見後、抗議書簡を大使館に伝えようとしたところ警察に阻まれ、抗議している=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社
韓日歴史正義平和行動活動家たちの抗議書簡の伝達を阻んだ警察の前に、活動家たちのプラカードが置かれている=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社
キム・ヘユン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1072385.html韓国語原文入: 2022-12-2015:41
訳H.J

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