本文に移動

韓国、一日の感染確認が再び6万人台に…中対本「ワクチン接種に総力」

登録:2022-12-17 02:23 修正:2022-12-17 09:55
イ・サンミン行政安全部長官が16日、政府ソウル庁舎の中央災害安全状況室で、コロナ中央災害安全対策本部の会議を主宰するためにマスクを外している/聯合ニュース

 韓国で一日の平均感染者数が3カ月ぶりに6万人台にまで増えた。政府はワクチン集中接種の期間と対象を拡大している。

 イ・サンミン行政安全部長官(中央災害安全対策本部第2次長)は16日、政府ソウル庁舎で行われた新型コロナウイルス中対本会議で「このところ落ち着いていたコロナの拡散が再び活発化しておいるため、この冬の再流行の規模と期間を正確に予測することは難しい状況」だとし「今週の一日平均の感染確認数は9月第1週以来の6万人台が予想される」と述べた。続いて「特に変異株の中でもBN.1の検出率が目立って上昇しているほか、近ごろは再感染の発生率も着実に増加している」と付け加えた。

 中対本によると、BN.1の検出率は先月第2週の4.9%から着実に増え、今月第1週には17.4%にまで上昇。週間感染者のうち、週間感染確認数に占める再感染と推定される人の割合も、先月第2週の10.68%から先月最終週には14.69%まで上昇している。中対本は「政府は冬季ワクチン集中接種期間を年末まで延長するほか、今週から12~17歳の青少年に対する2価ワクチンの接種を開始するなど、接種率の向上に総力を傾けている」と述べた。中対本は屋内でのマスク着用義務の調整案を23日までにまとめ、発表する予定だ。

キム・ソンシク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/capital/1071906.html韓国語原文入力:2022-12-16 10:42
訳D.K

関連記事