原文入力 :2009-01-20 오후 12:09:37
‘パク氏- 7人’ 巡って論難…ID・IPが‘鍵’になるか
検察 “追加捜査ない” 法曹界 “真相究明しなければ”
<新東亜>が19日、2月号を通じてミネルバであることを自任する‘K’氏のインタビュー内容を報道し本当にミネルバが昨年12月<新東亜>に寄稿文を送った人物なのか、あるいは検察が拘束したパク・某(31)氏なのかを巡って論議が2ラウンドに入り込んだ。パク氏がミネルバであることは明らかだといった検察が、真相究明に出るべきだという声が高まっている。
検察はK氏がミネルバは‘金融界7人グループ’と主張してパク氏がIPを盗用した可能性があると主張したが、信じ難いという反応を示している。パク氏を拘束したソウル中央地検麻薬組織犯罪捜査部(部長キム・ジュソン)はこの日「虚偽事実を流布した問題の文を書いたのがパク氏に違いないので追加捜査する必要性はない」と釘を刺した。パク氏が‘政府緊急命令1号’等虚偽事実流布容疑と関連した二つの文を作成したのは確実なので犯罪行為以外の争点について調査する意向はないという態度だ。検察はリーマンブラザーズ破産などを予測してミネルバの株価をあげた文など240編余りをパク氏が書いたことが明らかで、パク氏もこれを認めたと明らかにした。ミネルバというペンネームでダウム‘アゴラ’に上がった文等が二つの固定IPを利用したが、パク氏の家のPC押収捜索でも同じIPが確認されたということが検察の説明だ。
しかし<新東亜>とインタビューしたK氏は検察がパク氏が使ったと結論を出したIP住所二つに対して「7人の構成員が共に共有したもの」と明らかにした。また「正確には分からないがパク氏がIP住所を操作したのではないか」と主張した。K氏はどんな場所にあるPCを使ったのかは話さなかった。
パク氏の場合、家にあるPCを使ったということが検察の説明だ。 だが家でインターネットショッピングなどの事業をする人ではないかぎり通常、料金がたくさんかかる固定IPを使わず流動IPを使うというのが専門家たちの説明だ。これは実際にIP操作が可能だという専門家たちの説明と共に、パク氏が本当にミネルバなのかを疑わせる情況の一つであるわけだ。K氏が‘アゴラ’に上げたという文が500編余りだと主張した反面、検察が把握したパク氏の文は240編余りにとどまる。
このように疑惑が増幅されているが、検察は意見を表明した文については調査対象でないとして消極的な姿を見せている。検察関係者は「ミネルバは多数でありえる。そのうち一つを<新東亜>がインタビューしたが、検察捜査と何の関係があるのか」とまで話した。IP追跡と本人陳述,調査過程での‘実力テスト’まで経てパク氏を本当にミネルバと規定した以前の態度とは違いが生じている。
法曹界の一部では検察がパク氏の文の二つだけを問題視したが、拘束理由がミネルバというペンネームが持った影響力を前提にすることであるがゆえに、検察が今回の論議を手をこまねくのは無責任だという指摘が出ている。ソン・ホチャン弁護士は「公益を害する目的があったと判断するためには、ミネルバの文全体を見なければならない」として「裁判所もミネルバが影響力を持っていたという前提で判断したことであるから、他の文等がパク氏が書いたものでないならば文を書いた人を捜査した後でこそパク氏の処罰が可能だろう」と話した。 キム・ジウン記者mirae@hani.co.kr