北朝鮮が、ジョー・バイデン米大統領の韓国・日本歴訪が終わった翌日、弾道ミサイル3発を発射した。合同参謀本部は25日午前6時、6時37分と6時42分頃、北朝鮮が平壌市順安(ピョンヤンシ・スナン)一帯から東海上に発射した弾道ミサイル計3発を捉えたと発表した。今月21日の韓米首脳会談から4日目であり、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府発足後2回目のミサイル発射となる。
軍当局は、北朝鮮の弾道ミサイル3発の射程距離と高度など、具体的な諸元を把握している。最近まで北朝鮮は、平壌の順安飛行場一帯から大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を準備してきた。この日捉えたミサイルは3発であり、ICBMと中・短距離弾道ミサイルを一緒に発射した可能性もあるものとみられる。北朝鮮のミサイル発射は、12日の短距離ミサイル3発以来13日目に行われたもの。今年に入って17回目の武力示威だ。
今月20~24日に韓国と日本を訪問したバイデン大統領が24日午後に日本を離れた翌日、北朝鮮がミサイルを発射したことで、韓米首脳会談と米日首脳会談を狙った北朝鮮の武力示威と見られている。最近、北朝鮮は新型コロナウイルス感染症の拡散傾向が沈静化している局面だと主張していることから、今後も引き続き軍事行動を行うという見通しも示されている。韓米当局は、北朝鮮のミサイル発射と核実験の可能性を言及し続けてきた。
合同参謀本部は「わが軍は監視および警戒を強化した中で、米国と緊密に協力し、万全の態勢を維持している」と明らかにした。
最近、尹錫悦大統領とイ・ジョンソプ国防長官は、「(北朝鮮の挑発に対して)前政府とは違う」と重ねて公言しており、政府がどのような対応をするかに関心が集まっている。尹大統領とバイデン大統領は21日の首脳会談後の共同声明で、長距離爆撃機のような米国の戦略資産を適時展開するという点を再確認した。
尹大統領は同日午前7時30分、龍山(ヨンサン)の大統領室で国家安保会議(NSC)を開いた。