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‘わいろ疑惑’ 冠岳(クァナク)区庁長夫人自殺

原文入力: 2009-01-18午後11:47:25
不正関与説・うつ病に苦しんで

ソン・ギョンファ記者

わいろ授受疑惑で不拘束起訴されたキム・ヒョギョム ソウル,冠岳区庁長の夫人ソン・某(53)氏が服毒自殺した。‘区庁長不正に夫人もかかわった’という内容の告発状が受け付けられていた事実が一歩遅れて明らかになり、自殺動機に関心が集まっている。

16日午後4時30分頃、登山客カン・某(52)氏が京畿,果川(クァチョン),清渓山(チョンゲサン)入り口から300m離れた渓谷で倒れて苦しんでいるソン氏を発見し病院に移したが17日明け方亡くなった。 ソン氏のそばには半分近く残った除草剤の壜が置かれていたが、遺書は発見されなかった。

ソン氏の家族らは警察調査で「お母さんが‘心が重くてお守りを作りに行く’として清渓山に行くといった」として「普段から‘死にたい’という話をたびたびしており‘お父さんに対する非難は自分が全部持って行く’とも言っていた」と話した。ソン氏は1年前から不眠症に苦しみ、最近はうつ病治療を受けたと警察は明らかにした。冠岳区庁関係者たちは「(夫に対する)無嫌疑処分を期待したが起訴されて(ソン氏が)大きい衝撃を受けたようだ」と話した。

ソン氏はまた、夫に対する捜査が自分にまで及ぶのではという心理的圧迫も感じたものとみられる。冠岳警察署関係者は「ソン氏に対する告発状が受け付けられたが、‘こういううわさがある’という程度であって具体的なことは書かれていなかった」として「告発主体が不透明でその内容も区庁長に対する捜査内容と関連がないので内偵終結した」と話した。

ソウル高大九老病院葬儀室には18日オ・セフン ソウル市長,イ・チャンム ソウル大総長,ハンナラ党パク・ヒテ代表とキム・ソンシク議員などが弔問した。

ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/334002.html

原文:  訳J.S