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韓国大統領府、北朝鮮の相次ぐミサイル発射に「重ねて強い遺憾」示す

登録:2022-01-15 08:12 修正:2022-01-15 08:53
国家安全保障会議が緊急会議
文在寅大統領=大統領府提供//ハンギョレ新聞社

 大統領府の国家安全保障会議(NSC)は14日、北朝鮮の短距離飛翔体の発射について、北朝鮮に再び強い遺憾の意を示した。

 NSCはこの日、北朝鮮による発射の知らせを受け、午後3時40分から4時30分まで常任委員会緊急会議を開き、ウォン・インチョル合同参謀議長から関連状況の報告を受けた。常任委員らは「北朝鮮の相次ぐミサイル試射に対して、重ねて強い遺憾の意を表明した」と、大統領府が明らかにした。

 NSCは、これに先立つ11日の発射の際にも北朝鮮に対して「強い遺憾の意」を表明したが、表現の強さをそれより高めはしなかった。当時、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は直接、「大統領選挙を控えた時期に、北朝鮮が続けてミサイル発射実験をしたことは遺憾だ」と明らかにしている。

 この日常任委員らは、北朝鮮の相次ぐミサイル発射は、現在のような重要な時期に朝鮮半島の情勢安定の助けにならないという点を強調し、北朝鮮がすみやかに対話に応じ出てくることを求め、関連各国とも緊密に協議していくことにした。同時に、韓米間の緊密な協力のもとで飛翔体の詳細な性能について詳細に分析する一方、北朝鮮関連の後続動向をいっそう綿密に注目し、必要な対応措置を講じていくことにしたと、大統領府が明らかにした。

 文大統領は、会議の結果の報告を受けた後、「明日の海外歴訪については、ソ・フン国家安全保障室長は国内に残り、北朝鮮関連の動向を綿密に注目し、関係省庁と協力し適切に対処せよ」と指示した。文大統領は15日から22日まで、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビア、エジプトなどを訪問する歴訪に出発する予定だ。

 この日の会議には、ソ・フン国家安全保障室長をはじめユ・ヨンミン大統領秘書室長、チョン・ウィヨン外交部長官、ソ・ウク国防部長官、ク・ユンチョル国務調整室長、ウォン・インチョル合同参謀議長、チェ・ヨンジュン統一部次官、パク・ソヌォン国家情報院第1次長、ソ・ジュソク国家安全保障室第1次長、キム・ヒョンジン国家安全保障室第2次長らが参加した。

イ・ワン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/1027395.html韓国語原文入力:2022-01-14 18:54
訳M.S

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