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韓日海峡沿岸の市長と知事ら、交流知事会を開催

登録:2021-12-24 06:05 修正:2021-12-24 07:02
「第29回韓日海峡沿岸県市道交流知事会議」が今月23日に慶尚南道の主催で開かれた/慶尚南道提供//ハンギョレ新聞社

 韓日海峡を挟んで向かい合う韓国と日本の8地方自治体が、コロナ禍の中でも引き続き連帯と協力を強化していくことを決議した。

 釜山(プサン)、全羅南道、慶尚南道、済州(チェジュ)と日本の福岡、佐賀、長崎、山口の市長と知事は23日、慶尚南道の主宰で「第29回韓日海峡沿岸県市道交流知事会議」をオンラインで開いた。

 出席者たちは「地方再生のための包括的代案作り」と「都市再生事業及び魅力的なまちづくり」をテーマに討論し、成功した経験を共有するため、「持続可能な都市再生政策交流のための交換研修」を行うことにした。

 また、釜山の「2030国際博覧会の誘致」、全羅南道の「2022~2023全南訪問の年」、慶尚南道の「2022河東(ハドン)世界茶エキスポ」、済州の「2022世界遺産祝典」、福岡の「ワンヘルス(One Health)国際フォーラム2022」と「第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会」、佐賀の「佐賀サンライズパーク2023年春グランドオープン」、長崎の「対馬博物館および対馬朝鮮通信使歴史館の開館」と「日韓未来セミナー」など、各県市道が推進する代表的事業を積極的に支持し、協力することで合意した。

 ハ・ビョンピル慶尚南道知事権限代行は「韓国と日本は首都圏過密の弊害と地方消滅という類似した危機に直面している。本日議論された内容がバランス発展の土台となり、両国の地方の協力を拡大していくきっかけになることを願う」と述べた。

 「韓日海峡沿岸8県市道交流知事会議」は、1992年の済州を皮切りに、毎年韓日両国が交互に開いている。来年の会議は福岡県が主宰する。

チェ・サンウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/area/yeongnam/1024538.html韓国語原文入力:2021-12-23 16:31
訳H.J

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