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オ・チョンス ‘TK権力掌握’ 飛び火に当たったか

原文入力:2009-01-18午後07:20:13
報勲庁長職など起用説
警察内部 “大変ではないか”

ソク・ジンファン記者

オ・チョンス警察庁長官が結局任期2年満了を迎えられず1年で中途下車した。昨年末まで、オ庁長は任期を満了に自信を表わしていた。 警察内部ではオ庁長が結局TK(大邱・慶北)を中心とした権力機関再編の‘飛び火’を避けられなかったのではという評価が支配的だ。

警察庁のある高位幹部は「ろうそく集会を巡ってオ庁長が大統領の信任を大きく受けたが、そのためにオ庁長が政権主要人物らから集中牽制を受けたことが禍根になったようだ」と分析した。最近、海外警察派遣人材などを巡って政府部署などと相談する時もオ庁長が最後まで該当規定新設を要求し、いくつかの部署長官たちの怒りを買ったという噂もある。一部では報勲処長など別の部署での起用説も出回っているが、警察内部では「すでにオ庁長が孤立していて大変ではないか」という展望がさらに優勢だ。

新しい警察庁長官としてキム・ソクキ ソウル警察庁長官が内定することによって警察にも相当な変化が現れるものと見られる。まず不法集会に対する警察の対応方式がより一層強硬になると展望される。キム候補者が警察権が強力な日本に長く生活したうえに、強力な法秩序確立を主張する新政府スタート時から早目に実力者らと‘通じる’次期警察庁長官として指定されてきたためだ。

警察幹部後続人事でもTKの躍進が予想される。キム候補者の抜てきで空席となるソウル警察庁長官席と勇退が予定されているイム・ジェシク警察庁次長,ハン・ジンヒ警察大学長,キム・トシク京畿警察庁長など治安正監4席が空くことになる。ソウル警察庁長官候補には集会・デモ対処経歴が多いイ・キルボム警察庁警備局長(全南,順天)とキム・ドンミン忠南庁長(慶南,南海)が議論されている。

一方、今回の警察庁長官交替で通常年初に行われる警察高位幹部人事が2月中旬にでも可能になった。これに伴い一線総警,課長級人事までぞろぞろ後ろ送られる予定なので、一線警察幹部らの間では「仕事に身が入らないのに、また1ヶ月以上も上だけ見ていなければならないのか」という不満も出てきている。

ソク・ジンファン記者soulfat@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/administration/333946.html

原文: 訳J.S