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[単独]空軍 6年前には “角度変更問題がある”結論

原文入力:2009-01-17午後05:40:00
第2ロッテワールド 建設論難
イ・ジョンソク “参加政府の時、TF設けて3ヶ月検討”
“航空機安全保障できないという結論を出しておきながら”

ソン・ウォンジェ記者

国防部と空軍がソウル空港の東側滑走路の角度を3度変えて安全装備を補強すればソウル,松坡区の第2ロッテワールド建設が可能だと明らかにしたが、空軍が参加政府の時の2003年この方案を検討した時は‘技術的に航空機安全を保障できない’という正反対の結論を下したことが確認された。

参加政府初期、国家安保会議(NSC)事務次長を務めたイ・ジョンソク世宗研究所研究委員は16日<ハンギョレ>との通話で「当時ノ・ムヒョン大統領の指示で空軍が可能な技術的方案を一つ一つ多角的に検討した」として「今回国防部が明らかにした滑走路角度調整方案を含めてすべての方案を検討したが結局技術的には航空機の安全を保障できないという結論を下した」と語った。

イ・サンヒ国防部長官とイ・ケフン空軍参謀総長は去る12日、国会国防委員会で「角度を調整して装備を補強すれば航空機の安全に問題がない。 (これは)以前には検討されなかったと理解する」と明らかにした経緯がある。

イ研究委員は「大統領の指示で私が直接、空軍大佐と中佐1人ずつを呼んですべての方案の報告を受け可能な方案を探すように促したが、空軍は第2ロッテワールドが入れば技術的に航空機の安全を保障する方案がないという最終結論を報告してきた」と話した。彼は,当時盧大統領が第2ロッテワールドができれば2万8千ヶの働き口が創出することができるという報告を受け積極的にこれを推進する方案を探せと指示したし、大統領の意向を反映して非常に具体的に多角度の方案検討がなされたと説明した。

当時、検討に直接参加したある予備役空軍将軍も「当時大統領府の一部では角度を調整すれば可能だという指摘もあったが、イ・ハンホ当時空軍参謀総長が3ヶ月の検討時間をくれと要請し、タスクフォースチームを作って精密検討した結果、その方案では安全を確保できないと報告した」と話した。この予備役将軍は「現政府がスタートした以後もキム・ウンギ前任空軍参謀総長が昨年8月頃空軍の初めての検討結果報告で△白頭・金剛偵察機基地移転△KA-1軽攻撃機基地移転△大統領専用機基地移転などを前提とすれば第2ロッテワールド建設が可能だと報告した」として「これは色々な条件を付けて、事実上第2ロッテワールドを許容できないということ」と付け加えた。キム前総長はその直後の9月人事で任期を6ヶ月余り残してイ・ケフン現総長に交替させられた。

こういう指摘に対してウォン・テジェ国防部スポークスマンは「2003年には角度調整など具体的検討まで入らなかったことと理解している」と話した。

ソン・ウォンジェ記者wonje@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/333823.html

原文: 訳J.S