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イ京畿道知事、与党の大統領選候補地方予備選で5連勝…51%の得票率

登録:2021-09-13 06:25 修正:2021-09-13 08:14
民意のバロメーター…累積得票率で過半数 
大邱・慶尚北道に続き、江原でも圧勝 
イ・ナギョン元首相、 31.08%…差を縮め、首位追撃
今月12日午後、江原道原州市のオークバレー・リゾート・コンベンションセンターで開かれた「共に民主党江原地域巡回予備選合同演説会」で、候補たちがポーズを取っている。左からイ・ジェミョン、キム・ドゥグァン、チョン・セギュン、イ・ナギョン、パク・ヨンジン。チュ・ミエ候補/聯合ニュース

 共に民主党の有力な大統領選候補のイ・ジェミョン京畿道知事が、12日に開票された同党の大統領選地域巡回予備選の「第1回スーパーウィーク」でも過半数の得票に成功した。忠清圏に続き、大邱(テグ)・慶尚北道、江原道地域の巡回予備選だけでなく、1回目の国民選挙人団投票でも「過半数確保の5連勝」を達成したが、合算得票率が51.41%で、残りの地域の予備選と2、3回目のスーパーウィークで同氏の過半数を阻止するために他の候補の追撃戦も激しくなるものとみられる。

 イ・ジェミョン候補は、江原道の原州総合体育館で公開された第1回国民選挙人団投票で51.09%を獲得し、1位となった。2位のイ・ナギョン(元首相)候補は31.45%で、その他はチュ・ミエ候補(11.67%)、チョン・セギュン候補(4.03%)、パク・ヨンジン候補(1.16%)、キム・ドゥグァン候補(0.60%)の順。同日実施された江原地域巡回予備選では、イ・ジェミョン候補が得票率55.36%で、イ・ナギョン候補(27%)を大きく引き離した。

 忠清、大邱・慶北、江原の地域代議員と権利党員投票まで合算した累積得票率では、イ・ジェミョン候補が51.41%で、31.08%を獲得したイ・ナギョン候補を20.33ポイント上回った。チュ・ミエ候補は11.35%を記録して3位に浮上し、チョン・セギュン候補が4.27%で4位だった。パク・ヨンジン候補(1.25%)とキム・ドゥグァン候補(0.63%)は下位グループだった。

 イ・ジェミョン候補は大邱・慶北を除く地域巡回予備選で54~55%台を記録し、圧倒的過半数を維持したが、同日公開された第1回国民選挙人団投票では51%台を記録し、合算得票で辛うじて過半数を維持した。第1回国民選挙人団は64万1922人のうち49万6672人が投票に参加(投票率77.37%)し、これまでの地域巡回予備選に参加した代議員・権利党員の8倍を超える。地域巡回予備選で27%台の得票にとどまり、イ・ジェミョン候補にダブルスコアで引き離されたイ・ナギョン候補は、国民選挙人団投票では31%台の得票に成功し、1位との差を縮めた。イ・ジェミョン候補は予備選挙後、「第1回選挙人団の得票率が期待より少ないのではないか」という記者団の質問に、「期待より少なかったと言ったことはない。期待より多い過半数の支持を獲得したことに感謝する」と述べた。イ・ナギョン候補は「どうすれば本選の大統領選挙でより確実に勝てるかについて、選挙人団の悩みが深まっていると思う」とし、「希望の光を見た。世論が変わり始めたと思う」と感想を述べた。

 共に民主党は秋夕(チュソク=旧暦8月15日の節句、今年は9月21日)の連休直後の25日に光州(クァンジュ)・全羅南道、26日に全羅北道で巡回予備選を実施し、来月3日に仁川(インチョン)で第2回国民選挙人団、来月10日にソウルで第3回選挙人団の投票結果が発表される。巡回予備選と国民選挙人団投票の開票後、過半数を得票した候補がいなければ、5日内に決選投票で最終候補を確定することになる。

ソ・ヨンジ、ノ・ジウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/1011393.html韓国語原文入力:2021-09-12 22:31
訳H.J

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