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大統領選候補、与党「ツートップ」いずれも二者対決でユン・ソクヨル前総長をリード

登録:2021-07-23 06:29 修正:2021-07-23 07:38
4つの世論調査会社の全国指標調査で 
 
イ・ジェミョン知事46%対ユン前総長33% 
イ・ナギョン元首相42%対ユン前総長34%
左からイ・ジェミョン京畿道知事、ユン・ソクヨル前検察総長、イ・ナギョン元首相=パク・ソンミ//ハンギョレ新聞社

 22日、韓国の次期大統領選挙候補の仮想の二者対決で、与党候補のイ・ジェミョン京畿道知事とイ・ナギョン元首相(前共に民主党代表)がいずれもユン・ソクヨル前検察総長を誤差範囲以上の差で引き離しているという世論調査の結果が出た。最近、ユン前総長の支持率が下がり、イ・ナギョン元首相が上昇曲線を描く流れが鮮明になり、与党の大統領候補を争う二人のうち誰が出ても、野党の1位候補より優勢な構図が形成されたようだ。

 エムブレインパブリック、Kスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチの4つの世論調査会社が今月19日から21日まで、全国の成人1003人を対象に全国指標調査(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)を行った結果、大統領選挙の仮想の二者対決で、イ知事は46%を記録し、ユン前総長(33%)を13ポイントリードした。2週間前の調査よりイ知事は3ポイント上昇したが、ユン前総長は変動がなく、格差はさらに広がった。

 「イ・ナギョン対ユン・ソクヨル」の対決でも42%対34%でイ元首相がリードした。2週間前の今月5~7日、全国指標調査で両者は36%の同率を記録したが、今回はユン前総長が2ポイント下がったのに対し、イ元首相は6ポイント上がり、誤差範囲以上の優勢を示した。

 与野党候補の二者対決でイ元首相が優勢であるのは、今月10~11日、「アジア経済」の依頼で、ウィンジコンサルティングコリアが実施した調査(全国18歳以上1011人対象、信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)でも確認された。当時「イ・ナギョン対ユン・ソクヨル」の対決ではそれぞれ43.7%と41.2%の支持率を記録した。「イ・ジェミョン対ユン・ソクヨル」の対決では支持率がそれぞれ41.5%と42.2%だった。

 「議題とグループ ザ・モア」のユン・テゴン政治分析室長は「与党候補らの全般的な上昇気流とユン前総長の劣勢が重なった結果とみられる」としながらも、「ユン前総長がイ元首相を上回るという調査結果も多い」とし、慎重な態度を示した。また「イ元首相は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率と同調しやすく、清海部隊の集団感染やキム・ギョンス元慶尚南道知事の有罪確定などが世論調査に反映されれば、流れが変わる可能性もある」と指摘した。

 明知大学政治外交学科のキム・ヒョンジュン教授は「イ・ジェミョン停滞、イ・ナギョン上昇、ユン・ソクヨル下落、チェ・ジェヒョン(前監査院長)浮上が最近の世論調査の流れ」だとし、「しかし本来、二者対決は候補個人よりも与野党各支持層が結集する構図であるため、ユン前総長個人だけでなく全般的に野党陣営候補の競争力が少しずつ下がっているものとみられる」と述べた。

 一方、与野党の多者構図の場合は、イ知事がイ元首相を大きくリードする流れが続いている。同日発表された全国指標調査の大統領選候補適合度調査で、イ知事は27%で1位を占め、ユン前総長19%、イ元首相14%の順だった。1週間前の調査に比べ、イ知事は1ポイント上がったが、ユン前総長は1ポイント落ちて10%台に下がり、イ元首相は変動がなかった。そのほか、国民の力のホン・ジュンピョ議員(4%)、チェ・ジェヒョン前監査院長(3%)、国民の党のアン・チョルス代表(3%)の順だった。

 詳しい内容は、全国指標調査や中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。

チャン・ナレ、ペ・ジヒョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1004753.html韓国語原文入力:2021-07-23 02:32
訳H.J

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