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検察,‘龍山捜査記録’公開に反発, 裁判所 忌避申請

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/399030.html

原文入力:2010-01-14午後11:10:47

ノ・ヒョンウン記者

検察が14日‘龍山惨事’事件控訴審を受け持っているソウル高裁刑事7部(裁判長 イ・グァンボム)に対する裁判所忌避申請をソウル高裁に出した。忌避申請の認容可否は刑事3部(裁判長 イ・ソンホ)が審理し、控訴審審理は決定される時まで中断される。

また検察は同裁判所がキム・ソクキ(56)前ソウル地方警察庁長官などに対する裁定申請事件記録の中で、この間公開されなかった捜査記録2160ページの閲覧・謄写を弁護人に許すことにした決定に対しても即時抗告した。しかし弁護団がこの日、関連記録一切を閲覧・謄写した状態なので実益はないものと見られる。

ソウル中央地検はこの日、報道資料を出し "龍山事件と裁定申請事件は厳格に別個であるのに裁判所が裁定申請事件記録に含まれた非公開捜査記録を(龍山事件弁護人側に)公開するのは法律違反" として「裁判所が予断を持って不公正な裁判を進行する可能性が高く、裁判所忌避申請を出した」と明らかにした。先立って1審では龍山事件弁護人団も同様な理由で裁判所忌避申請を出した経緯がある。

続けて検察は「裁判所は記録閲覧・謄写申請に対し検事に許容を命令できるだけで、実際にその記録を渡すかに対する判断権限は法律上検事が持っている」とし「他の事件を通じて保有している事件記録を裁判所が直接渡すことは違法だ」と主張した。

これに対しソウル高裁関係者は「閲覧・謄写申請を許可したことに対する即時抗告は類例がないことであり大法院に即時抗告の件を渡すか検討している」と話した。

ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S