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北朝鮮「国連安保理招集はダブルスタンダード、朝鮮半島の対決煽る」

登録:2021-03-30 04:04 修正:2021-03-30 08:23
「北朝鮮外務省のチョ・チョルス国際機構局長の談話」 
「自衛権侵害の試みは相応の対応措置を誘発」
北朝鮮の国防科学院の主導で25日に行われた「新型戦術誘導弾試験発射」の様子/朝鮮中央通信・聯合ニュース

 北朝鮮外務省のチョ・チョルス国際機構局長は「国連安全保障理事会がダブルスタンダードにしがみつき続けるなら、朝鮮半島において情勢緩和ではなく激化を、対話ではなく対決ばかりを煽ることになる」と述べた。29日「朝鮮中央通信」が報じた。

 チョ局長は「ダブルスタンダードは、より厳重な事態を招くだろう」と題する「28日平壌」発の個人談話で、「我々の自衛権を侵害しようとする試みは、必ずや相応の対応措置を誘発することになるだろう」とし、上のように主張した。

 チョ局長の談話は「26日に緊急招集された国連安保理の対朝鮮制裁委員会の非公開実務級協議」と「英国、フランスのような一部の国の提起によって30日に召集することになった国連安保理非公開会議」に向けたもの。

 チョ局長は談話で「25日の新型戦術誘導弾の試験発射は正々堂々たる自衛権の行使」だとし「国連安保理が極度の偏見とダブルスタンダードを持って、我が共和国を狙った会議と調査を繰り広げていることに対し、主権国家の尊厳と自主権に対する厳重な侵害として、国連憲章に対する乱暴な違反として強く糾弾する」と述べた。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/988584.html韓国語原文入力:2021-03-29 09:32
訳D.K

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