北朝鮮が25日、東海上に未確認の飛翔体を発射した。
合同参謀本部は同日朝、「北朝鮮が東海上に未確認の飛翔体を発射した」と明らかにした。合同参謀本部は現在、北朝鮮が発射したミサイルの諸元と射程距離を分析しているという。ロイター通信はこの飛翔体が弾道ミサイルである可能性があると報じた。
北朝鮮は今月21日に巡航ミサイルと推定される飛翔体2発を発射し、射程距離はいずれも短距離だったという。
巡航ミサイルは国連安全保障理事会の制裁対象ではないが、弾道ミサイルは射程距離と関係なく制裁違反になる。そのような意味で、今回の発射は、北朝鮮が以前よりも挑発の水位を一段階高めたと評価される。北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは、新型コロナウイルスの危機が本格化する直前の2020年3月29日以来1年ぶりだ。