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26日からは球場で観戦…最大収容人数の10%のみ入場可能

登録:2020-07-25 03:13 修正:2020-07-25 07:20
文化体育観光部、26日からプロスポーツ観覧許可 
10%から開始、今後増やしていくことに
26日からプロ野球の球場での観戦が許可される。最大収容人数の10%ほどが入場できる。写真は22日の水原KTウィズパーク//ハンギョレ新聞社

 政府は、26日からのプロスポーツの競技場での観戦を許可した。ひとまず最大収容人数の10%ほどの入場を認める。

 文化体育観光部は24日、政府ソウル庁舎で開かれた新型コロナ対応中央災害安全対策本部の会議の結果、「26日からプロスポーツの競技場への観客の入場を10%程度認めることとした」と発表した。

 これによって、26日の日曜日から、プロ野球の球場は収容可能人数の10%以内で観衆を入場させることができるようになった。

 これまでプロスポーツ球団は、無観客で試合を行っていたため、経済的な困難を訴えてきた。特にプロ野球は、観客収入が占める割合が非常に大きい種目のため、これまで深刻な経済的打撃を受けてきた。斗山(トゥサン)とLGなどソウルの球団をはじめとして、一部の球団は、観客収入が年間100億ウォン(約8億8400万円)以上を占めている。これまで行われてきた無観衆試合のため、飲食物の消費、商品の購入が途絶え、スタジアム商圏は瀕死の状態だ。

 KBOはこの間、観客の入場許可を望む立場をとっており、その立場から様々な準備をしてきた。6月末には各球団に「観客の入場に備えた第3次コロナ対応マニュアル」を渡している。各球団は電光掲示板に「観客のためのコロナ規則」を表示するなど「観客入場テスト」も行った。入場客は、決められた規則に従ってマスクを着用し、座席間の距離を取って観戦することになる見通しだ。

 プロサッカーも、準備が整い次第、観客を受け入れる予定だ。

 文化体育観光部は「政府の決定を受け、プロスポーツ団体と緊急防疫対策会議を開催する。今後は観客の入場を徐々に拡大していく計画だ」と述べた。

キム・チャングム先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/baseball/955066.html韓国語原文入力:2020-07-24 11:37
訳D.K

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