文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政遂行に対する支持率が7週連続下落し、ここ4カ月で最低値を記録した。特に今回の調査では、正義党支持層など革新支持層が下落を主導したことがわかった。
リアルメーターが13日に行った発表によると、「YTN」の依頼で6日から10日まで成人2515人を対象に調査(信頼水準95%、標本誤差±2%ポイント)した結果、文大統領の国政遂行を肯定的に評価した人の割合は1.1%ポイント低い48.7%だった。これは3月第3週(49.3%)以降ここ4カ月で最も低い数値だ。
特に今回の調査では、正義党支持層と革新支持層が肯定的な評価の下落を主導したことがわかった。正義党支持層では、(文大統領の国政遂行に対する肯定的評価が)前週より18.7ポイント下がった47.1%を記録しており、革新支持層でも4.4ポイント下落した73.6%だった。
否定的評価は1.0ポイント上がった46.5%を記録した。肯定的評価と否定的評価との差は2.2ポイントで、誤差の範囲内に縮まった。
リアルメーターの関係者は「ソウル市のパク・ウォンスン市長の死亡ニュースは今月10日の1日分の結果のみ反映され、全体結果への影響は限られていると見ている。次の結果に反映されるだろう」とし、「不動産対策や仁川国際空港公社での正規職転換をめぐる論争、進展のない南北関係などが持続的な下落傾向に影響を与えたものと分析される」と述べた。
政党支持率は共に民主党が前週より1.4ポイント上がった39.7%を記録した。一方、未来統合党は0.4ポイント下がった29.7%で、30%を下回った。その他には正義党が5.9%、開かれた民主党が5.1%、国民の党が2.9%、無党派層14.0%などだった。
詳しい調査概要と結果は、リアルメーターのホームページまたは中央選挙管理審議委員会のホームページを参照。