原文入力:2009-11-27午前01:13:21
アン・ウォング "イ・サンドク子息の勧誘でイ・サンドクに会った"
イ議員 "記憶ない" …ハン前庁長‘ロビー’否認
イム・ソクキュ記者
←李明博大統領の最側近だったチョン・ドゥオン ハンナラ党議員が現政権出帆直前にハン・サンユル当時国税庁長に "国税庁が管理しているMBファイルをくれ" と要求した事実が明らかになった。
民主党‘ハン・サンユル ゲート真相調査団’のイ・チュンソク議員は26日京畿儀旺市,ソウル拘置所に収監中のアン・ウォング(49・拘束)国税庁局長に接見した後、国会でブリーフィングを通じ「昨年初めアン局長がソウル Sホテルでハン前庁長に3回会ったが、そのうち2回目(2月)に会った時、ハン前庁長が‘チョン・ドゥオン議員からMB関連資料をくれという要求を受けている’という話を聞いたと話した」と明らかにした。イ議員は「ハン前庁長は当時自身はイ大統領を裏調査した事実がなく、チョン・グンピョ前庁長が関連していると話した」と伝えた。
これに対しチョン議員はこの日「私が当時、国税庁が前政府でMBファイルを作り管理しているというので、それをくれと要求した」として「しかしハン前庁長は与えられないと言い、ひとまず会って話そうと断った」と話した。
イ大統領と近いある中心人物も「ハン前庁長が当時イ・サンドク議員にチョン議員の要求を言いつけ、その後、李明博大統領がチョン議員を呼び‘なぜ無駄なことをするのか’とひどく怒った」と話し、国税庁MBファイルの存在を裏付けた。先立ってアン局長も自身が作った文書で大邱地方国税庁長だった時に行ったポスコ建設税務調査過程で道谷洞土地と関連した書類を発見していたと主張した。
国税庁が裏調査を通じイ大統領と関連した秘密ファイルを持っていたという主張が提起されたことにより、‘アン・ウォング事態’は新しい局面を迎えている。‘MBファイル’の存在が事実と確認される場合、大きな波紋が予想される。
この日、アン局長に再び接見した民主党ソン・ヨンギル最高委員とイ・チュンソク議員はまた「アン局長が昨年1月には国会本館副議長室を訪ねてイ・サンドク議員に会い、3月には浦項にあるイ議員の地方区事務室を訪ね会ったという陳述をした」として「元々親しくしていたイ議員の子息(43)が連絡をしイ議員を訪ねて行き会ったと話した」と伝えた。
アン局長はイ・サンドク議員との初めての面談と関連して「ハン・サンユル庁長は前政権の人だが、円満で統率力があり留任させても良いという趣旨で話した」として「国会副議長室のドアが開いている状況で2人きりで単独面談した」と述べたと伝えられた。
しかし、イ議員は補佐陣を通じ「アン・ウォング氏に会った記憶はない」と否認した。イ議員の補佐陣らも「国会副議長室にアン氏が訪ねてきたことはない」とアン氏の主張に反論した。
ハン・サンユル前国税庁長も25日(現地時間)米国,ニューヨーク州アルバニーにあるニューヨーク州立大研究室でニューヨーク特派員らと会い、アン局長に3億ウォンを要求したという疑惑に対して「よく知りもしない部下職員にそのような要求をする間抜けがいるか。そのような要求は全くしていない」と否認した。しかし昨年7月、アン局長にテグァン実業ベトナム現地法人に対する税務調査に協力を要請したというアン氏の主張に対しては事実であることを認めた。
一方、検察がアン局長を逮捕した去る18日、民主党のある議員とアン局長の面談約束が補足されていたと伝えられた。
イム・ソクキュ記者sky@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/389983.html 訳J.S