原文入力:2009-11-25午後08:23:01
参加政府時には常勝疾走
MB政府になり‘左遷’苦哀
チェ・ウソン記者
行政試験26回で公職に入ったアン・ウォング局長(本部待機発令)は慶北義城の出身で、大邱永信高と慶北大を卒業した。初任時期から大邱地方国税庁に主に勤め、大邱・慶北(TK)地域を中心に人脈を誇ってきた。特に組織内で期数や年齢に比べ常に先んじて国税庁内のTK人脈の代表走者に挙げられた。
金大中政府の時、5年間にわたり大統領府派遣勤務をし、2006年1月には本庁総務課長としてソウル庁調査1局長に電撃昇進し話題になりもした。当時、年齢も若く(60年生まれ)期数も遅れている上、調査関連経験が殆どないアン局長を抜てきした人事を巡って国税庁内では‘破格’と受け取られた。ソウル庁調査1局長の席はソウル所在大企業の税務調査を専門担当するために国税庁内核心要職と言われるためだ。その年のソウル庁長がまさにハン・サンユル前国税庁長だ。アン局長は大統領選挙を控えた2007年6月、大邱庁長に席を移し、以後同地域出身のイ・ミョンバク政府核心人士と奥深くコネをつけたと知られた。
だがアン局長は新政府が樹立された後の2008年4月、当時ハン・サンユル庁長体制の最初の人事でソウル庁税源管理局長に事実上数段階の‘左遷’をされるという憂き目を味わわなければならなかった。このことは内心は次長席まで伺っていたアン局長とハン前庁長の間が決定的に歪む契機となった。国税庁内でのアン局長に対する評価は交錯している。以前の政府でも経歴に比べ過度にうまく行ったアン局長が、政権交替後により一層欲をかいたという評価とともに、彼を牽制しようとするハン・サンユル前庁長の犠牲にされたという声も出ている。
チェ・ウソン記者morgen@hani.co.kr
原文: 訳J.S