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3度目の始業延期「行かせないのは正しいけど…途方に暮れてしまいますね」

登録:2020-03-18 02:29 修正:2020-03-18 07:21
教育部による始業再度延期に「子どもと意味のない時間に育児の質も落ちる」 
「どうせやるなら延期するのが筋だが、母親はもっと大変になる」など
ソウル江南区の小学校の正門が閉ざされている=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社

 「始業が4月に延期、どうしましょう。コロナだから行かせないのは正しいけれど、途方に暮れてしまいますよね」

 教育部が全国の幼稚園と小中高校の始業をさらに2週間延期すると発表した17日午後に、ある「ママカフェ」(オンラインのコミュニティグループ)にアップされた反応だ。保護者たちは、子どもの安全を考えれば始業延期が必要だと考えつつも、残りの期間どう子どもの面倒を見ればいいか戸惑いを感じている。

 忠清南道天安(チョナン)で8歳と5歳の子を育てるキム・ソンヒさん(36)は、始業延期で心配が先に立つという。キムさんは「上の子は小学校への入学が遅れており、下の子も新しい保育園への入所が遅れている。当初は興味を持っていた子どもたちも始業が延期され続け、学校や保育園に関心を失いつつある」と話す。キムさんは「子どもと意味のない時間を1カ月以上送っているため、育児の質も落ちている。相次ぐ休園と休校がこの事態を沈静化させるのにどれだけ役立つのか正直よく分からない」と吐露した。

 ソウル恩平区(ウンピョング)で小学校2年生の双子の男の子を育てるFさん(46)は、少し違った反応だった。Fさんの家族は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡散により自主的に家で隔離生活を送っている。学校だけでなく、学習塾などすべての外部活動が止まっているためだ。フリーランサーとして園芸に携わるFさんは、外部との接触を避けるため仕事も休んでいる。「息がつまったらちょっとマンションの敷地内を散歩したりしています。自分の活動も難しいのに始業が延長されるなんて、お母さんたちの方が大変ですよね。でも、どうせ大変なら延期するのが筋だと思います。1つでも(感染が)起きればもっと大騒ぎになるはずですから」。

 オンラインにも、始業延期に混乱する保護者たちの書き込みが続々とアップされている。慶尚南道昌原(チャンウォン)のあるママカフェの会員は「結局始業が3回延期されたが、上の子が初めて学校に入学し、新しい友達にも慣れなければならないのに、こうしてだんだんと先送りされている。早いうちに落ち着くことを祈っている」と書き込んだ。4歳の子どもがいるというある保護者も「子どもに一日中付き合わされるので、昼間の在宅勤務は考えられない。子どもを寝かしつけて家を片付け、夜にノートパソコンをつければ午前5時に仕事が終わる」と書き込んでいる。

ペ・ジヒョン、キム・ミンジェ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/932955.html韓国語原文入力:2020-03-1716:16
訳D.K

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