原文入力:2009-11-18午後09:24:52
‘世宗市 反発’他地域 公平性憂慮も…チョン・ウイファ“脇役にはならない”
ソン・ヨンチョル記者
公企業移転,土地供給価格引き下げ,自由開発権付与など、政府が世宗市自足機能補完策を相次ぎ打ち出し、副作用を憂慮する声が与党内からも出てきている。党公式機構でも政府の‘一方通行’を批判した。
チョン・ウイファ党世宗市特別委員会委員長は18日「政府が党との協議もせずにどんな企業が行くとか度々発表して混乱を招く面がある」とし「政府が過度にゴリ押しせずに十分に党と議論をして慎重に接近しなければならない」と話した。先立ってチョン委員長は前日の特別委会議で政府の世宗市方修正方針公開などに対し遺憾を表明し「政府の脇役にはならない」として警告した。
前日開かれた党世宗市特別委でイ・ゲジン議員も「政府がこのような形でドライブをかければ党特別委に何の存在価値があるか」と批判したと知られた。
パク・ジェスン ハンナラ党最高委員は18日、最高委員・重鎮議員連席会議で「光州全南革新都市移転が確定した韓国電力公社の世宗市移転説が地域に大きな波紋を起こし、湖南民心を刺激している」と話した。パク最高委員は「政府は革新都市を正常に推進していると言うが、10ヶの革新都市へ移転することになる126ヶ機関の大部分が敷地買い入れ契約さえできておらず不信がもたらされている」とし「政府が革新都市推進事業を再度点検してみなければならない」と話した。世宗市の飛び火が革新都市に及びかねないという憂慮を現わしたものだ。
急遽準備された世宗市自足機能補完対策が他の地方自治体の反発を呼びかねないという憂慮も高まっている。ある嶺南地域の再選議員は「政府が世宗市に特典と言えるほどの色々な方案を出しているが、今後他の地方自治体が‘私たちには何故してくれないのか’と公平性問題を持ち出せば収拾が難しくなる」と憂慮した。
ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr
原文: 訳J.S