本文に移動

朝鮮半島の気象史の記録を塗り替えた「最高に暖かかった1月」

登録:2020-02-05 09:34 修正:2020-02-05 17:26
平均気温2.8度…平年より3.8度高く、 
「徐々に暖かくなっている冬、気候変動の影響」
全国の1月の気象資料の特性(1973~2020)=資料・気象庁//ハンギョレ新聞社

 この47年間の全国の1月平均気温をたどると、今年の1月が最も暖かかったことが調査で分かった。

 気象庁は3日、先月の全国の1月平均気温が気象に関する観測を開始した1973年以降最も高い2.8度を記録したと明らかにした。これは平年より3.8度高く、直前の記録は1979年の1.6度だった。観測以降最も暖かい1月だったということだ。先月の平均最高気温と最低気温も、それぞれ7.7度、マイナス1.1度を示し、史上最高記録を塗り替えた。直前の最高・最低記録はそれぞれ1979年の7.1度、1989年のマイナス2.4度だった。

 気象庁は、このような高温現象は、今年の冬シベリア地域に暖かい南西気流が主に流入した上、北極の冷たい空気を閉じ込める「極循環」現象が例年より強かったためと説明した。西太平洋の海面温度も平年より1度前後高かったため、朝鮮半島に暖かく湿った南風気流が主に流れこんだ。これによって1月1日を除いた1月のすべての日の気温が平年より高かった。特に6~8日と22~28日は、暖かい南風気流の影響で全国で高温現象が現れた。

 1月の降水量(83.4ミリ)も史上2番目を記録した。歴代1月の降水量1位を記録した年は1989年(101.5ミリ)。1月に雨が多く降ったのは、暖かく湿った南西側の低気圧のせいだ。気温が高かったため雪よりは主に雨が降り、積雪量は最低水準を記録した。特に6~8日には低気圧が急激に発達し、この3日間の累積降水量が歴代1月中1位を記録したところが多かった。

 北朝鮮も1月の平均気温がマイナス3.8度で、平年(-7.7°±0.7度)より高く、降水量も35.0ミリと平年(8.4~13.4ミリ)より多かった。

 気象庁が観測記録を保有した1973年以降の歴代の1月の平均気温を見ると、徐々に右肩上がりに上昇傾向を示している。今年1月の気温値は、このグラフで最も高いところにある。気候変動の影響が明確になっているという分析が出ている。気象庁のキム・ドンジュン気候予測課長は「冬がだんだん暖かくなっているのは、気候変動の影響であることは明らかだ」と述べた。

パク・キヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/environment/926825.html韓国語原文入力:2020-02-05 02:39
訳C.M

関連記事