本文に移動

親イ系, パク・クネに‘じゅうたん爆撃’…パク・クネ‘世宗市修正’線引き

原文入力:2009-11-10午前04:55:11
世宗市原案白紙化波紋,ハンナラ内紛激化

チェ・ヘジョン記者,ソン・ヨンチョル記者

←ハンナラ党アン・サンス院内代表(後方右側から)とコン・ソンジン最高委員,キム・ソンジョ政策委議長が9日午前国会で開かれた最高委員会でチャン・クァングン事務総長の世宗市関連発言を聞いている。キム・ジンス記者jsk@hani.co.kr

キム・ヨンテ "地域主義に寄り添った私益追求" 直撃弾
チョン・ドゥオンも2日続けて猛攻…全面戦争も辞さない動き

ハンナラ党主流のイ・ミョンバク系(親イ)が世宗市法修正案論難と関連してパク・クネ前代表を正面から攻撃して出た。‘全面戦争’も辞さないという強硬な態勢だ。これまで親イ側はパク前代表に対する直接的な攻撃は慎んできた。

親イ系のキム・ヨンテ議員は9日、パク前代表の世宗市原案固守の立場に対し‘地域主義へ寄り添った政治的私益追求’と直撃弾を飛ばした。彼はこの日<平和放送>‘開かれた世界 今日 イ・ソクウです'に出演し「(パク前代表が)国民との約束と信頼を話しているが、これは国益追求と私益追求の葛藤であり衝突」と主張した。キム議員は引き続き「パク前代表などを含め修正案に反対し挫折させる人々がいるならば、明確に歴史的・政治的責任を負わなければならない」と警告した。

親イ核心にあげられるチョン・ドゥオン議員もこの日の対政府質問で「今は有権者ではなく歴史の前で国民と国の将来を考えることが正しい国家指導者の姿勢」と話した。チョン議員は前日<連合ニュース>インタビューで「世宗市修正が挫折するならばパク前代表もやはり途方もない困難に直面することになるだろう」と警告した。

親イ側の‘パク・クネたたき’はイ・ミョンバク大統領の世宗市法修正案に対する確固たる意志が確認された以後に本格化している。イ大統領は最近いくつかの親イ直系議員らに会った席で、パク前代表に対する説得を頼んだ。イ大統領の‘説得注文’が親イ議員らを通じてパク前代表に対する鋭い攻撃として現れている格好だ。

親イ系がパク前代表の世宗市原案固守主張を‘政治的私益追求’と規定するのは、パク前代表を国政運営を困難に陥らせる‘派閥の首長’と烙印し、世論戦で優位を占めるための布石と見られる。

チェ・ヘジョン記者idun@hani.co.kr

←パク・クネ前ハンナラ党代表が9日午前、国会本会議場で深刻な表情でユ・ジョンボク議員の話を聞いている。 キム・ジンス記者jsk@hani.co.kr

 "相談することではないと言ったのにとんでもない報道" チョン・モンジュンに不快感
親パク系統 "原案推進意思明らかに…修正のための特別委には参加しない"

パク・クネ前ハンナラ党代表が9日世宗市計画修正を前提とした党指導部の動きに強い不快感を表わした。

パク前代表はこの日、国会本会議場に入るに先立って「党内世宗市特別委員会に親パク議員らが参加しないのか」という記者らの問いに、「それは私が話す懸案ではない」と話した。それと共に彼女は「チョン・モンジュン代表が(前日電話をして)党内特別委関連の話をするので、‘私と相談することではない’と話したが、とんでもない報道になった」として、チョン代表に直接抗議の電話をした事実も公開した。パク前代表は「今朝チョン代表に電話を差し上げ、自分が言ってもいない話が度々出て行き‘このようになるなら電話することも怖くなる’と言うと、チョン代表が‘そのような話はしたことがない’と言った」と話した。

パク前代表の不満は表面的には自身が世宗市特別委に反対しないという意思を現わしたかのように言論に知らせたチョン代表など指導部を狙っている。だが実際には世宗市原案修正に雰囲気を追い込む党指導部と親イ系の動きに反対意思を表明したものと見られる。ある側近は「すでに党が大統領府と政府の原案修正方針に歩調を合わせて党内特別委を設けるなど修正を既定事実化していく動きに強いブレーキをかけたもの」と話した。

併せて党内特別委に親パク陣営は参加しないことを明確にしたと見られる。親パク系核心のイ・ジョンヒョン議員は<ハンギョレ>との通話で「パク前代表は首都圏集中緩和と地域発展のために世宗市が国民と約束した通り原案推進されなければならないという意思が明らかだ」として「そうであるから世宗市原案修正のための党内特別委に参加してすべき仕事もないし、参加する親パク議員もいない」と話した。

ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/386736.html 訳J.S