原文入力:2009-10-29午後03:37:17
4370人 親日行跡・解放後経歴 総網羅 波紋大きい公算
民族問題研究所“歴史の前に反省・省察する意味”
パク・スジン記者
植民地時期、日帝に協力した要人4000人余りの行跡を盛り込んだ‘親日人名辞典’が来月8日公開される。
民族問題研究所(所長 イム・ホニョン)と親日人名辞典編纂委員会(委員長 ユン・ギョンノ)は28日「8年間にわたる編纂作業を終え来月8日‘親日人名辞典発刊報告大会’を開く方針」と明らかにした。
親日人名辞典に収録された人物の中には、朴正熙前大統領,金性洙前副大統領,張勉前国務総理,玄相允高麗大初代総長,舞踊家 崔承喜,音楽家 安益泰,小説家李光洙・崔南善,言論人 張志淵など社会の指導層要人らが多数含まれている。
また現在独立有功者として叙勲されたり、地方自治体で記念事業を行っている人物も多数含まれており社会的波紋が予想される。
全3巻(総計3000余頁)で構成されたこの辞典は民族問題研究所が編纂する‘親日問題研究叢書’の中の人名編に該当する。この辞典には4370人余りの親日行跡と解放以後の経歴がカナダラ順で記録されていて、人名編全3巻の他にも別冊で‘編纂略史’ 1冊がさらにある。
この辞典は編纂のための資料収集・分析まで含めれば計18年がかりの力作だ。去る1991年に民族問題研究所が発足し文献資料収集を始め、2001年末には編纂委員会が構成された後、研究調査・検収・審議作業が行われた。各分野の教授と学者150人余りが編纂委員として参加した。執筆委員180人余りが参加し、文献資料分析と検収を担当した研究者だけで80人余りに達する。
パク・ハンヨン民族問題研究所室長は「親日行為は1905年から1945年までの40年にわたりなされたので、各時代別に評価基準を別にした」と話した。
民族問題研究所側は時代別に△1910年強制併合以前時期,李完用などの売国行為△1910~30年,日帝の効率的な韓国支配のために官僚社会に賦役した行為△1937年戦時総動員体制で文化・芸術・言論人などの戦争イデオロギー説得行為などを主要親日行為に挙げた。
パク室長は「今、親日人名辞典を出すのは単純に懲罰しようという意味ではなく、人的清算を未だに終えることができないことによって生じた韓国社会の矛盾的状況を直視し反省しようという意味」と話した。 パク・スジン記者jin21@hani.co.kr
原文: 訳J.S