民主労総は前日のソウル都心の大規模集会に続き、4日には全国各地で文在寅(ムン・ジェイン)政府の「公共部門非正規労働者の正規職化の約束の履行」を要求する労働者大会を開催した。この日、全国2177校で給食を中断する事態が起こった。
民主労総の組合員約5500人は、4日午前11時から京畿道水原市(スウォンシ)の華城行宮(ファソンヘングン)前で「7・4全面ストライキ・非正規職のない世界の扉を開けよう!京畿労働者大会」集会を開いた。キム・ミョンファン民主労総委員長は「文在寅大統領が非正規職の撤廃を公約として掲げてから2年が経った今、非正規職と正規職の間隙はさらに広がっている。今こそ私たちが全面ストライキで勝ち取る」と述べた。労組員たちは昼12時30分頃から3方面に分かれて京畿道教育庁(1.9キロメートル)、京畿道教育総合福祉センター(2キロメートル)、京畿道庁(2キロメートル)方向にそれぞれ行進し、午後2時頃に解散して集会は無事に終えられた。
民主労総釜山本部もこの日、釜山市庁前広場で約1千人が参加した中で集会を開き、公共輸送労組教育公務職本部・全国学校非正規職労働組合の組合員約1600人も江原道教育庁前でストライキ集会をした。同日、政府世宗(セジョン)庁舎と大邱市教育庁、慶尚北道教育庁、全羅北道・南道教育庁前でも、それぞれ約1000人を超える労働者が集会と街頭デモを行った。
この日教育部は「非正規職労働者1万7千人余りがストライキに参加し、ソウル56校、京畿道398校など、全国の2177校で給食がまともに提供されなかった」と明らかにした。
一方、韓国道路公社の直接雇用を要求して5日目の野宿闘争を行っている通行料収納員たちは、この日午前7時40分に京釜高速道路の釜山方面ソウル料金所進入路の12カ所のうち6カ所を塞いで連座座り込みを行い、23人が警察に連行された。