本文に移動

参考書・制服 価格跳ね上がり…“新学期が恐ろしい”

原文入力:2009-01-12午前01:51:29
小学校参考書 最高21%上昇
消費者物価を大きく上回る

イ・ジョンヨン記者キム・スホン記者

←制服・参考書前年対比上昇率

新学期を控えて参考書や制服など、教育関連物品の価格が大幅に上がっている。また昨年下半期以後、落ち着いている消費者物価に比べて大学授業料や塾費などを含む教育物価は相変らず高い水準を維持していることが明らかになった。

11日業界関係者たちの話を総合すれば、斗山東亜が出した2009年版‘東亜全科’の価格は昨年2学期時点に比べ10.9%も上昇した。2万3千ウォンだった2008年6学年2学期時点の東亜全科の価格は、今年に入って2万5500ウォンまで跳ね上がった。昨年6学年1学期時が2万1千ウォンだったことを考慮すれば引き上げ幅は21.4%に達する。

‘標準全科’を出版する教学社もやはり全科価格を昨年2学期製品に比べて9%ほど上げて出した。中高等学校一部問題集も値段が10%ほど上がった。能率教育の‘リーディングチューター-仕上げ’は2008年版価格が9千ウォンだったが、最近出てきた2009年版は11.1%上がって1万ウォンだ。統計庁が作成した昨年12月参考書(小学生用)の物価指数は121.2で前年同月対比11.7%も上昇した。

大型制服業者も新しい学期を控えて価格をいっせいに5~15%ほど上げた。アイビークラブとスマートは冬制服出庫価格を15%,14%ずつ引き上げ、エリート学生服は出庫価格を10%ほど引き上げたことが分かった。代理店で上下冬制服を購入する時、昨年より2万~4万ウォン程多くかかるわけだ。これに対してある制服業者関係者は「最近原材料などの価額上昇と加工人件費などが上がって製造費用負担が高まったので価額上昇が避けられない」と説明した。

参考書と制服以外の教育関連物価も大幅に上がった。昨年12月、補習塾費は前年同月対比5.5%,外国語塾費は5.8%上がった他、就職塾費も8.5%も急騰した。また12月の幼稚園納入金は8.4%,大学入試総合塾費と大学入試単科塾費も各々7.1%と6.2%ずつ上がり、教育関連品目大部分の物価上昇率が12月全体消費者物価上昇率の4.1%を大きく上回った。

イ・ジョンヨン,キム・スホン記者 xingxing@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/332673.html

原文: 訳J.S