原文入力:2009-10-18午後08:17:18
新任判事 10人中4人 占める…名門高 比重減り
現職び大元外高58人…京畿高抜き1位に
ソク・ジンファン記者
←現職裁判官 出身高校 現況・新規判事中 特別目的高校・江南3区 出身比率
司法府の人的構成が外国語高等学校など特殊目的高校と江南3区(江南・瑞草・松坡区)所在高等学校出身者などに急速に交替している。他の権力集団と同様に司法府の中心軸も既存の‘地域名門高’から‘特別目的高校・江南’に移る現象が統計値で確認された。
国会法制司法委員会所属イ・チュンソク民主党議員が18日に公開した大法院統計によれば、最近任用された判事の内で外国語高校など特別目的高校と江南所在高校出身者の比率が爆発的な増加傾向を示した。
1999年新規任用判事の内9.6%(15人)を占めたこれらの比率が2001年12.4%(23人),2003年20.2%(35人),2005年25.2%(37人),2007年33.3%(51人)に続き2009年には37.0%(51人)へ急上昇したのだ。今年初めに任用された判事10人の内4人が特別目的高校や江南所在高校出身であったわけだ。
江南所在高校より特別目的高校出身の比率増加が目立った。1999年1人,2001年3人だった特別目的高校出身新規任用判事数は2006年25人,2009年には38人に増えた。
特に1999~2009年の間に任用された特別目的高校出身判事171人の分布を見れば、この内18人が科学高校出身で残り153人は外国語高校を出た。司法府人的構成変化の核心が結局、外国語高校出身判事の増加という点を示している。
こういう変化は現職判事を輩出した個別高等学校順位にも明確にあらわれている。江南3区出身者などが主に進学する大元外高を出た人が58人で最も多かった。非平準化時期に判事を最も多く輩出し最近まで1位を守ってきた京畿高(38人)を大差で締め出した。裁判所では京畿高出身裁判官らが着実に退職している反面、大元外高出身らは今年だけで15人も任用された。
こういう流れに乗りかつて司法府の主流をなした地方名門高の比重も徐々に減っている。非平準化時期に京畿高とともに最も多くの判事を輩出した光州一高と慶北高校は1999年以後、新任判事を各々13人,12人出すのに止まった。1年に1人の割合だ。
地方高校出身者の比率も着実に下り坂だ。1999~2002年の全体新規判事の40%ほどだった6大広域市出身者は2003年27.7%(48人)に急減した以後、2006年30.3%(57人),2008年30.4%(51人),2009年26.1%(36人)へ25~30%水準をかろうじて守っている。
ソク・ジンファン記者soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/382543.html 訳J.S