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年内に南北鉄道・道路着工式開かれるか…13日に実務会議

登録:2018-12-12 23:46 修正:2018-12-13 07:50
開城共同事務所でキム・チャンス事務処長とファン・チュンソン副所長が実務協議 
統一部「今年中の着工式開催に向けて着実に協議進める」
京義線鉄道の北区間にある南北共同調査団が列車から降りてトンネルを通る線路状態を点検している=写真統一部提供//ハンギョレ新聞社

 南北が13日、開城(ケソン)南北共同連絡事務所で「京義線・東海線鉄道・道路の連結および現代化着工式」に関する実務会議を開く。協議に進展が見られれば、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「9月平壌共同宣言」に明示した「今年中の着工式」が実現するかもしれない。

 統一部は「今年中の着工式の開催に向けて着実に実務協議を進めていく予定」だとし、このように明らかにした。

 統一部の発表によると、実務会議は別途代表団を構成せず、開城共同事務所に常駐するキム・チャンス事務処長と北朝鮮側のファン・チュンソン副所長がそれぞれ南北代表として協議を行うという。統一部当局者は「実務会議で着工式の場所や日程、方式、出席対象者などを話し合う予定だ」と話した。

 これと関連し、統一部のペク・テヒョン報道官は同日午前、ブリーフィングで「年内着工式の開催に向けて、南北の共感が形成されている」としたうえで、「(着工式関連)基本計画を(北側に)すでに伝えた」とし、「関連協議が進められている」と明らかにした。

 これに先立ち、南北は11月30日から今月5日まで、京義線鉄道の北側区間共同調査を実施し、8日から17日までの日程で、東海線鉄道の北側区間の共同調査を進めている。ペク報道官は「東海線鉄道の共同調査は、北側の江原道と咸鏡南道区間は終わっており、今日から咸鏡北道区間の調査を実施する」と述べた。

 南北は8月13~20日、開城-平壌区間において京義線道路の共同調査を実施した。ただし、東海線道路の北側区間の共同調査については、まだ日程が決まっていない。年内の着工式を行うには、東海線道路の共同調査も完了しなければならず、13日の実務会議で日程が決まる可能性もある。

イ・ジェフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/874191.html韓国語原文入力:2018-12-1220:59
訳H.J

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