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恋愛も課外になるの?

原文入力:2009-10-06午前11:51:43
‘恋愛技術’講座へ
結婚適齢者たち殺到
専門学院まで登場

チョン・ユギョン記者

←今や恋愛も課外時代

“日本出張に行っても国際電話で1時間ずつ通話しているんですが、実際私が合コンをしたといっても嫉妬するそぶりがないんです。この人、私のこと好きなんでしょうか?”
“イベントで会って一目惚れしたんですけど、連絡もできず2ヵ月になりジリジリしています。どうしたらいいでしょうか?”
秋夕を控えた先月末、ある結婚情報業者が主催した恋愛講座で‘恋愛の技術’を尋ねる質問が続いた。受講生は20代後半~30代初めの平凡な会社員が大部分だった。

“質問は2枝選多型で、‘海が好きですか,山が好きですか?’式に相手が選択できる余地を与えます。会話に自信がなければ互いに向かい合わずに横に並んで座る場所を選んで下さい。”受講生は一言も聞きのがさないようにノートに書き取るのに忙しかった。この日の講義は質問が途絶えずに予定された2時間を越えて3時間30分も続いた。

最近、国内で‘婚活’熱風が吹き‘恋愛を勉強する人々’が増えている。‘婚活’は‘結婚活動’の略語で昨年、日本家族社会学者の山田昌弘らが書いた<婚活時代>で「就職のために求職活動が必要なように、結婚には結婚活動が必要だ」と主張したことから始まった。求職活動のように‘スペック’(各種条件)を積み上げるために努力しなければならないということだ。

この婚活熱風は今年初め国内に上陸した。‘恋愛を上手にする方法’を教える結婚情報会社の講義が早期締め切りになるかと思えば、去る7月には結婚適齢期の男女のための‘恋愛専門学院’までできた。ある有名結婚情報会社は去る8月から毎月‘恋愛話術’と‘実戦恋愛秘法’等を講義する‘婚活キャンプ’を開いているが、定員(30人)の7倍を越える人が集まったという。この会社の関係者は「婚活に関心が大きくなり大企業でも社員を対象に講義をしてくれという要請が着実に増えている」と伝えた。

婚活講師のイ・ミョンギル(30)氏は‘恋愛課外’が人気を得る理由を「恋愛と結婚に到達する過程がますます難しくなっているため」と分析した。‘草食男’(結婚より趣味に関心を持つ男),‘乾物女’(仕事に没頭して恋愛細胞が乾いてしまった女),‘鉄壁女’(恋愛技術を知らず男をはじき返す女)等、結婚関連の色々な新造語が流行するのもこういう世相の傍証ということだ。彼は「外国為替危機以後の世代や‘88万ウォン世代’は多様な人と交わらなければならない20代の時間を就職準備などに消耗したうえに、現実的な基準に合わせて結婚相手を探す傾向がある」と言った。

20~30代が‘自己啓発’に慣れた世代という点も婚活熱風と深い関係がある。‘恋愛’もコミュニケーション能力のある分岐と見て、講義を聞くのに拒否感がなく相談して改善しようとするということだ。

結婚情報業者デュオのキム・ヘジョン代表は「結婚のために経済的にも心理的にも準備をしなければならないという考えが普遍化した結果」として「デート技法でなくとも‘結婚のための財テク’講義、自身の魅力を把握するための心理学講座なども人気を呼んでいる」と伝えた。

チョン・ユギョン記者edge@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/380330.html 訳J.S