南北の離散家族が、早ければ今年10月末に開催される追加の再会行事で会うことができる見込みだ。
パク・ギョンソ大韓赤十字社会長は25日、金剛山で記者会見を開き、「パク・ヨンイル北側団長と(今回の)21回目の行事と同じ方式の離散家族再会行事を、今年中にもう一度開くことで合意した」とし、「具体的な日程などは局長級実務会談で協議することにした」と明らかにした。さらに、「規模は大体今回と同じくする」とし、「年内にすると言ったが、天候などを考慮し、うまく進めば、10月末頃(になる見込み)」だと付け加えた。
パク会長は、南北が年内の追加の離散家族再会の必要性について、かなり意見が接近したと強調した。彼は「1年で離散家族3000~4000人が亡くなっている。おそらく7~10年後には、離散家族再会がこのような形で開くのは難しくなるだろう」とし、「人道主義に立脚した協力事業を推進する者として、離散家族再会に最も優先順位を置いている」と付け加えた。パク会長は金鋼山離散家族面会所をより積極的に活用するとし、南北離散家族の生死確認と定例再会、画像再会、故郷訪問、墓参りなどの問題について意見を交換したと明らかにした。
パク会長は特に「パク団長と諸々の環境が整えば、故郷訪問団(交換)をなるべく早いうちに進めることについて、肯定的な協議ができた」と述べた。しかし、北側と故郷訪問団問題と関連し、具体的にどの程度の意見の接近が行われたかについてはまだ確認されていない。