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南北共同連絡事務所開設工事2日から開始

登録:2018-07-02 06:30 修正:2018-07-02 08:42
改善補修工事現場に出勤する方法で進める 
環境整えば常駐しながら工事行う予定
6月19日、南側のメンバーが北側の協力を受け、開城工団内の総合支援センターに対する整理作業、電気の点検および配管確認作業などの改善補修作業に向けた準備作業を実施した。写真は設備の人材が総合支援センター機械室を点検する姿=統一部提供//ハンギョレ新聞社

 開城(ケソン)工業団地に南北共同連絡事務所を開設するための改善補修工事が2日から始まる。

 統一部は1日、「南側の工事関係者が、明日から工事現場に出勤する方法で、開城工業団地内の南北交流協力協議事務所や職員宿舎、総合支援センターなどを訪問し、改善補修工事を進める計画」だとし、「これは南北が6月19~22日に改善補修工事の事前準備を終えてから、工事日程などについて相互協議したことによるもの」だと明らかにした。

 改善補修工事を行うために訪朝する南側の工事関係者は合わせて26人だ。統一部は「現地に滞在できる環境が整えば、工事人員が常駐しながら、改善補修を行う予定」だと発表した。

 南北共同連絡事務所の設置は南北首脳が4月27日、「板門店(パンムンジョム)宣言」を通じて合意した事項である。当時、開城地域に設置することで合意しており、6月1日の高官級会談で開城工業団地内に確定した。

 チョン・ヘソン統一部次官を団長とする南北共同連絡事務所推進団は先月8日、開城工業団地を訪問し、現地点検を実施した。推進団は、南北交流協力協議事務所と職員宿舎で、地下層の浸水や壁面の漏水、ガラスの破損などを確認した。その後、南側の関係者が先月19~22日に日帰り訪朝を繰り返し、地下の水抜き作業など、改善補修に向けた準備作業を進めた。

ユ・ガンムン先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/851411.html韓国語原文入力:2018-07-01 19:21
訳H.J

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