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人気芸能人ユ・ジェソク氏、「慰安婦」被害者のナヌムの家にまた500万円寄付

登録:2018-04-26 09:05 修正:2018-04-26 12:31
2014年から6回にわたり計2600万円寄付 
コメディアンのパク・ナレ、ファン・ジェソン、イ・ヨンジン氏も 
ナヌムの家「国際平和人権センター建設に使用」
放送人のユ・ジェソク氏。最近日本軍性奴隷被害者らの施設であるナヌムの家に5千万ウォンを寄付した。ユ氏は2014年から今まで被害者のために使ってほしいと2億6千万ウォンを寄付した=資料写真//ハンギョレ新聞社

 日本軍性奴隷被害女性たちの施設である京畿道広州市(クァンジュシ)のナヌムの家に、人気芸能人らの寄付が続いている。

 ナヌムの家は、放送人のユ・ジェソク氏が国際平和人権センター建設基金として5千万ウォン(約500万円)を寄付したと25日に明らかにした。ナヌムの家の会計担当者は14日に通帳整理をし、遅れてこの事実を知った。ユ氏は今月11日にナヌムの家の口座に寄付金を送ったことが確認された。

 ユ氏が性奴隷被害女性たちのために2014年7月から今まで6回にわたって送った寄付金は2億6000万ウォン(約2600万円)にのぼるとナヌムの家は伝えた。

 ナヌムの家は日本軍性奴隷被害者問題を伝え解決するための「国際平和人権センター」建設を推進している。センターは被害者女性たちの人権と歴史を正しく伝え、名誉回復するための施設だ。

 さらにコメディアンのパク・ナレ氏とファン・ジェソン、イ・ヨンジン氏も最近、1千万ウォン(100万円)の後援金を送ってきたとナヌムの家は明らかにした。後援金はナヌムの家で生活するおばあさんたちの生活の安定と名誉回復のために使われる。

 イ・オクソンさんは「被害者たちが大変なときにこのような知らせを受け、とても感謝している」と話した。

 韓国政府に登録された日本軍性奴隷被害者は全部で239人であり、23日のチェ・ドクレ(97)さんの死去で生存者は28人に減った。ナヌムの家には現在8人の性奴隷被害者女性が生活している。

広州/キム・ギソン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/841967.html韓国語原文入力:2018-04-25 11:24
訳M.C

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