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朴槿恵支持者ら「30年であれば100歳だ」…検察の求刑に長いため息

登録:2018-02-28 07:38 修正:2018-02-28 11:46
朴槿恵起訴から求刑まで 
弁護人団の辞任で国選弁護人選定 
財閥オーナーの検察調書に同意 
法廷証人出席の負担なくし、 
イ・ジェヨン副会長の善処嘆願書の提出も
朴槿恵前大統領の続行公判が再開された昨年11月27日午前、ソウル瑞草区のソウル中央地裁裁判所から朴前大統領の国選弁護人団が裁判所から出てきている。左からチョ・ヒョングォン、カン・チョルグ、ナム・ヒョヌ、キム・へヨン、パク・スンギル弁護士/聯合ニュース

 憲政史上初めて弾劾・罷免された大統領の刑事裁判はついに主人公不在で終わった。朴槿恵(パク・クネ)前大統領は10カ月(316日)続いた裁判のうち、半分に近い4カ月ほど出席せず、刑事法廷を政治闘争の舞台にした。

 朴前大統領は、憲法裁判所の罷免の判決が出てから38日目の昨年4月17日、18の容疑で拘束起訴された。共犯チェ・スンシル氏の裁判を行っていたソウル中央地裁刑事22部(裁判長キム・セユン)が審理を担当した。朴前大統領は弾劾審判の代理人であるユ・ヨンハ弁護士とチェ・ミョンソン弁護士を選任し、その後地方裁判所首席部長判事出身のイ・サンチョル弁護士などを追加し、弁護人団7人が隊形を整えた。

 朴前大統領は2回の準備手続きの後、正式な裁判が始まった昨年5月23日、初めて法廷に姿を現した。紺色のスーツに黒いヘアピン4個で作ったアップスタイルの姿だった。その後、一週間に数回ずつ裁判が開かれる間、朴前大統領は比較的静かな被告人だった。どんな証人にも質問を投げず、ユ弁護士と耳打ちしたり目を閉じる姿が主に見られた。自分の発言権を活用して証人を攻撃するチェ氏とも対比を成していた。裁判の合間に「私が大統領の娘だ」とか「大統領閣下に敬礼!」と叫んで退廷させられたり、過怠料を払うことになった支持者らが出た。

 朴前大統領は昨年7月10~13日、足の指の負傷を理由に相次いで裁判を欠席し、裁判部警告を受けてサンダルを履いて現われたりした。このため、7月10日「サムスン賄賂」供与者として証人席に座ったサムスン電子のイ・ジェヨン副会長との法廷対面も行われなかった。朴前大統領は、他の「国政壟断」関係者の裁判に何度も証人に採択されたが、一度も出席しなかった。

 昨年10月13日、裁判部が朴前大統領に対する追加的な拘束令状を発行すると、朴前大統領は10月16日「裁判部に対する信頼がこれ以上は意味がないという結論に達した」とし、裁判のボイコットを宣言した。この日の“宣言”は、彼女が裁判で残した最も長い発言だった。ユ弁護士ら弁護人団も一括辞任した。裁判部は国選弁護人5人を選定し、同年11月28日から欠席裁判を開いた。しかし、被告人を接見できなかった弁護人らはしばしば弁論に苦労した。

 4カ月間閉じこもっていた朴前大統領は、二度「財閥オーナー救援投手」に乗り出してニュースに登場した。先月11日、財閥オーナーらの検察供述調書に同意するという内容の意見書を裁判所に出した。そのため、彼らはカメラの洗礼を受け法廷に出席せずに済んだ。また、先月16日にはイ副会長の控訴審の裁判所にイ副会長の善処を求める嘆願書を提出した。

 朴前大統領の欠席以後、傍聴席もかなり閑散としていたが、27日の結審公判には40人を超える傍聴客が押し寄せた。チェ・スンシル氏の弁護人であるイ・ギョンジェ、クォン・ヨングァン弁護士も裁判を見守った。検察が懲役30年を求刑すると、朴前大統領の支持者たちはしきりにため息を吐いたり、「大統領が行ったことがなぜ全て犯罪になるのか」、「30年であれば100歳になってしまう」とざわついた。一部支持者たちはこの日午後、ソウル瑞草洞(ソチョドン)の裁判所の近くで太極旗と星条旗を持ち、朴前大統領の釈放を求める集会を行った。

ヒョン・ソウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/833971.html韓国語原文入力:2018-02-27 23:36
訳M.C

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