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ミン・イルヨン最高裁判事候補者, 夫人 偽装転入‘認める’

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/376373.html

原文入力:2009-09-12午後04:05:27
パク・ソニョン議員 85年婚家に‘偽装転入’
“当時 社員アパート 分譲受けようと”弁明

ノ・ヒョンウン記者

ミン・イルヨン(54・司法試験20回)最高裁判事候補者の夫人であるパク・ソニョン(53)自由先進党議員が偽装転入を通じアパート分譲を受けたことがわかった。高い遵法意識が要求される最高裁判事候補者の妻が住民登録法に違反した事実が露見したことにより14日に開かれる国会人事聴聞会で争点になるものと見られる。

11日、ミン候補者の人事聴聞要請案資料によれば、パク議員はミン候補者と結婚し1年後の1985年、ソウル,麻浦区,桃花洞のミン候補者の実父宅に単独所帯主として転入届を出した。パク議員は88年江南区,道谷洞Hアパートを譲り受ける時まで婚家に継続し住所を置いた。その間、ミン候補者は永登浦区,汝矣島洞Sアパートに転入し、3年後に同じ洞のMアパートに移し、90年9月に夫婦が一つの住所に登録された。

ミン候補者は<ハンギョレ>と行った通話で「当時、妻が<文化放送>記者として勤めていたが、無住宅者単独所帯主だけが新しく建てる社員アパートの分譲申請ができた。家がなく社員アパートを得るため、やむをえず妻の住民登録を移した」として偽装転入の事実を認めた。

住民登録法は‘何人も住民登録に関し偽りの事実を申告,申請してはならない’と規定しており、違反時は3年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金を賦課することができる。

パク議員の偽装転入が再開発利益を狙ったものである可能性も提起されている。パク議員が住所を置いた桃花洞は80年代中盤に再開発が進行され、一部屋借家人にも‘一部屋入居権’を与えた時期だった。‘一部屋入居権’は取り引きでき、数枚を集めればアパート独立家屋に入居する資格が与えられた。しかしパク議員は「再開発で紙切れ一枚もらったことはない」として「当時<文化放送>の規定は結婚した女性が社員アパートを申請しようとすれば、やむを得ず住所を移さなければならない状況だった」と説明した。

一方、来る17日に人事聴聞会が開かれるイ・クィナム(58・司法試験22回)法務部長官候補者も2度にわたり夫婦の住所が違っており、住民登録法違反疑惑が起きている。イ候補者の婦人と長男は1997年には龍山区,青坡洞の一戸建て住宅、2001年には龍山区,二村洞Oアパートに住所を移した。この期間、イ候補者は現在住所地の二村洞Sアパートに継続居住したと人事聴聞要請案に出てくる。

法務部関係者は「美術をするイ候補者の夫人がアトリエを得て、確定日時を受けようと住所を移したものと理解する」と説明した。

ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S