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中国軍用機、また韓国防空識別圏に進入

登録:2018-01-30 03:29 修正:2018-01-30 08:14
Y-8輸送機1機、約4時間にわたり飛行 
日本の防空識別圏まで飛行した後、復帰
Y-8輸送機=ウィキメディアコモンズ//ハンギョレ新聞社

 中国軍用機1機が29日、韓国防空識別圏(KADIZ)に進入し、空軍戦闘機が緊急出撃した。

 合同参謀本部は「本日午前9時55分頃、中国軍用機Y-8 1台が離於島(イオド)近くの韓国防空識別圏に進入し、日本防空識別圏(JADIZ)の方向に飛行した後、旋回して来た道を辿って帰った。午後2時5分頃に韓国防空識別圏から離脱した」と明らかにした。合参は同日、中国軍用機が韓国防空識別圏に進入したことを受けて、空軍戦闘機を出動させ、中国軍用機が韓国防空識別圏を通過するまで監視飛行を行ったという。

 今回韓国防空識別区域に入ってきたY-8は1960年代の旧ソ連のAn-12を導入し、中国で独自生産した中型輸送機だ。

 防空識別圏は軍事的目的で領空の外に設定した任意の空域だ。国際法的に主権が及ぼす領空とは異なり、排他的権利が認められない。中国は昨年12月にも爆撃機や戦闘機など5機を離於島付近の韓国防空識別圏に進入させたことがある。

パク・ビョンス先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/829858.html韓国語原文入力:2018-01-29 16:29
訳H.J

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