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スケート中心の北朝鮮選手団、江陵に泊まる見込み

登録:2018-01-24 02:51 修正:2018-01-24 07:40
平昌冬季五輪G-16 
22人のうち16人…江陵選手村が有力 
スキー選手たちはバスで平昌へ移動
江陵五輪選手村の全景=海外文化広報院提供//ハンギョレ新聞社

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪に参加する北朝鮮選手団が、江陵(カンヌン)五輪選手村に泊まるものとみられる。

 平昌五輪組織委員会の関係者は23日「北朝鮮選手らがどこに泊まるかについて話し合っているが、まだ決まったものはない」としながらも、「北朝鮮選手らも選手村に入らなければならないだろうし、江陵選手村には空き部屋があるため、問題はなさそうだ」と話した。

 北朝鮮選手らが江陵選手村に泊まる可能性が高くなったのは、選手団の構成のためだ。今回の五輪に参加する北朝鮮選手団22人のうち多数の16人(アイスホッケー12人、フィギュアスケート・ペア2人、ショートトラック2人)がスケート種目の選手たちだ。スキー種目は6人(アルペン3人、クロスカントリー3人)だけだ。小規模な北朝鮮選手団は分散して滞在するよりも、一つの選手村に滞在することを望んでいるという。スキー競技場がある平昌よりスケート競技場が集中している江陵を選ぶ可能性が高いと見られるのも、そのためだ。

 北朝鮮選手団が江陵選手村に泊まることになると、スキー種目の選手たちはシャトルバスを利用し、約40分の距離にある平昌に移動することになる。選手団コーチや役員24人も、選手たちと行動を共にすることになるが、北朝鮮国家オリンピック委員会役員2人は、国際オリンピック委員会指定の宿舎がある平昌に留まるものとみられる。

 北朝鮮選手団は、五輪開幕8日前の来月1日に韓国入りし、選手村に入村する。今月25日にはユン・ヨンボク体育省副局長を団長とする8人の北側先発隊が、2泊3日の日程で平昌と江陵を訪問し、選手村や開・閉会式場、競技場、メインプレスセンターなどを視察する計画だ。

キム・テギュ記者、平昌/イ・チャニョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/829053.html韓国語原文入力:2018-01-23 22:28
訳H.J

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