本文に移動

金属労組 正規・非正規職 ‘連帯ウイルス’

原文入力:2009-01-07午後07:35:32
‘1社1組織’ 一ヶ月で13ヶ所増加…大規模事業場相変らず知らんフリ

チェ・ウォンヒョン記者

経済危機下で非正規職労働者らが先に犠牲の羊に追いやられる中で、正規職中心の労働組合に非正規職が加入し共に一つになる動きが広がっている。

全国金属労働組合は7日、‘1社1組織’事業を通じて最近一ヶ月で所属事業場労組13ヶ所が非正規職労働者も組合に加入することができるように支会規則を改正したと明らかにした。1社1組織事業は正規職労働者だけに組合員資格を与えた労組規則を改正し期間制・派遣・用役のような直間接雇用非正規職労働者,移住労働者なども労組に加入することができるようにするものだ。

金属労組慶南支部所属ポステク支会,韓国産研,STXエンジンなど12ヶの所事業場と大邱支部テドン工業支会は先月規則を改正して非正規職2162人に労組加入の門をあけた。トンミョンモトローラ,現代モービス,ドンヨン物産なども1月末までに規則を改正することにするなど1社1組織事業はこれからさらに拡大する展望だ。現在金属労組傘下230余支会の中で80ヶ所余りが支会規則改正を終えた状態だ。

ただし、大規模事業場労組では1社1組織事業が遅々と進まない。非正規職労働者が1万9千人余りいる蔚山現代自動車支部は1社1組織案件を三回否決したし、社内下請け労働者が正規職労働者より倍以上多い現代三湖重工業・韓進重工業など造船会社労組でも規則改正がなされずにいる。パク・チョムキュ金属労組未組織非正規事業室部長は「経済危機で1社1組織はより一層切実だ」として「非正規職を組合員として受け入れれば正規職と非正規職が連帯して共に権利を守ることができるだろう」と語った。

チェ・ウォンヒョン記者 circle@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/331904.html

原文: 訳J.S