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開浦洞(ケポドン)ユン菩薩 ‘神懸かりの詐欺’

原文入力:2009-01-07午前12:37:06
“夫 邪鬼払い落とさなければならない” アパートなど15億かっぱぐ

キム・ソンファン記者

ソウル水西警察署は占ってもらいに来たお客さんを怖がらせて祈祷費用名目で現金・アパートなどをせしめた容疑(特定経済犯罪加重処罰法の詐欺)で巫女ユン・某(女・59)氏を拘束したと6日明らかにした。

警察による調査の結果、ユン氏は2007年10月修能試験を控えた子供の運勢を見に来たキム・某(61)氏に「夫がものすごい邪鬼に憑かれていて婦人と子供らをみな殺しかねない」,「夫婦の四柱が相克で夫が財産を整理して外国に逃げようとする」として怖がらせた。彼は続けて「邪鬼を払い落としたければ私が祈祷を捧げなければならない」として祈祷費名目で昨年5月まで41回にわたり計15億5千万余ウォン相当の現金とアパートなどを取り込んだ容疑を受けている。

ユン氏はまたキム氏に「邪鬼を追い払う石塔を積まなければならないからお金を持ってきなさい」,「離婚訴訟を防ぐために連合祈祷を捧げなければならない」というなど各種名目で祈祷費を要求したと警察は明らかにした。これにキム氏は30回にわたりユン氏に現金6億ウォン余りを渡した後、これ以上お金を用意できなくなると祈祷費名目で約束手形・借用証を書き、はなはだしきは江南区,駅三洞にあるアパートも譲り渡したと調査された。

江南一帯で‘開浦洞ユン菩薩’として知られたユン氏は夫とソウル江南区,開浦洞など二ヶ所で運命相談所を経営してきた。警察はユン氏が江南一帯にアパートを複数所有している事実を確認し他の被害者がいないか調査している。

キム・ソンファン記者

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/331672.html

原文: 訳J.S