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広場運営市民委‘ソウル市の挙手機械’になるか’

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/373519.html

原文入力: 2009-08-27 午後 09:44:51
“委員相当数 不公正”指摘…許可は依然として市庁権限 論難も

ソウル市がソウル広場,清渓広場,光化門広場などソウル市内3ヶの広場の運営方向と基準を決める‘広場運営市民委員会’を構成したが、委員会構成とその実効性に疑問が提起されている。

ソウル市は27日「広場運営に市民らが直接参加することができるよう広場運営市民委員会委員15人を選定した」として「来月1日初めて会議を開き公式的な活動に入る」と明らかにした。昨年12月市民委員会を構成すると明らかにし8ヶ月ぶりだ。

ソウル市が選定した委員はキム・ホギ延世大教授(社会学)とキム・ヒョソン女性新聞社社長,キム・ビョンリャン緑色消費者連帯代表,ナム・サンマン ソウル市観光協会長,キム・クィウク美しい学校運動本部運営委員,カン・ウンソン大韓母親会中央連合会長,パク・ウンシル秋渓芸大教授(文化芸術経営学),キム・ヒョン ソウル地方弁護士会会長,アン・ムンソク ソウル市政開発研究院理事長,チョン・スング ソウル市行政局長,コ・インソク道路企画官,クォン・ヒョクソ文化局長などソウル市公務員とキム・ウォンテ,イ・サンヨン(ハンナラ党)ソウル市会議員,市民イ・ブイン氏などだ。市民委員会は分期別に定期会議を開き、いつでも臨時会議を開くことができる。任期は2年であり再任も可能だ。

ソウル市は「委員選定は市民団体を中心にインターネット公募を通じてなされ、広場関連機関の推薦を受け専門家と市民を募集した」として「市民が実質的な広場運営の主体となれるよう公務員は3人と最少化した」と説明した。

だが委員構成が均衡を失っているという指摘も出ている。アン・ジンゴル参加連帯社会経済局長は「ハンナラ党に偏った市会議員とソウル市と関連する団体をはじめとして、市民の自由な意思表現や活動とは関係ない委員が多数」として「広場を市民の空間として作るためには、より一層多様な見解を持つ人々で構成しなければならない」と批判した。

市民委員会は3ヶの広場の運営方向と全般的な基準、年間計画をたてる。しかしすでにソウル広場と光化門広場は来る10月まで‘文化と芸術があるソウル広場’等、ソウル市と政府機関行事が予定されている。広場の使用申請を受け付けこれを許可することも以前同様、ソウル市(ソウル広場,光化門広場)と施設管理公団(清渓広場)が引き受ける。市民委員会の実効性に疑問が提起される部分だ。

キム・ギョンウク記者dash@hani.co.kr
原文: 訳J.S