登録 : 2017.08.04 11:59 修正 : 2017.08.04 12:24

賄賂裁判で単独面談の時の状況の詳細を供述 
「女性の方から嫌味を言われたのは初めて 
なぜしきりに乗馬の話をするのか、面倒だった 
JTBC問題で政治的報復の危機感を感じた」

サムスン電子のイ・ジェヨン副会長が今月8日午後、ソウル瑞草洞のソウル地方裁判所で裁判を受けるため出席している=キム・テヒョン記者//ハンギョレ新聞社
 サムスン電子のイ・ジェヨン副会長(49)が前日に続き3日の裁判でも自分の容疑を強く否定した。特に単独面談の時に朴槿恵(パク・クネ)前大統領が自分を何度も叱責したという点を強調した。(第3者)賄賂罪の中核の構成要件である対価関係に対する合意や不正な請託が行き交うのはあり得ない雰囲気だったと強調する意図と解釈される。

 イ副会長はこの日、ソウル中央地裁刑事27部(裁判長キム・ジンドン)の審理で開かれた被告人尋問で、自分が2回目(2015年7月)・3回目(2016年2月)の単独面談の際、朴前大統領から続けて叱責された状況を説明した。2回目の面談当時、朴前大統領が「サムスンは乗馬協会の運営が下手だ。(元会長社の)韓火より劣っている。(乗馬の有望株を)転地訓練に送り、良い馬を買わなければならないのにやっていない」とし、自分を責めたというのが彼の話だ。彼は「女性の方から嫌味を言われるのは初めてだった」とし、「考えてみれば父に叱られたことを除いて(他人からは)ないようだ」と、叱責に戸惑ったと話した。

 イ副会長はまた、昨年2月の3回目の面談の時には叱責がさらに厳しくなり、雰囲気が重くなったと重ねて明らかにした。彼は前日、朴前大統領が当時JTBCを「利敵団体」と表現しながら興奮したと明らかにしたのに続き、さらに一歩進んだ。彼は「乗馬の件とは異なり、JTBCの事案は一歩間違えれば政治的報復を受けないだろうかという危機意識を感じた」とし、請託する雰囲気ではなかったという点を改めて浮き彫りした。自分が徹底的に「弱者」の立場だと言う主張であり、朴前大統領と「相互取引」することはできないという状況を強調しようとする戦略と見られる。

 しかし、イ副会長の供述の中には「弱者」の立場とは合わない表現も随所に登場した。彼は2回目の面談の時に乗馬協会に関する叱責を受けた後の心境を「面倒だった」とまとめた。「当時、私の考えは面倒だった(というものだった)。乗馬協会がたいしたことでもないのに何をしきりに話すのかという思いだった」というものだ。グループの懸案を論議できないほど重い雰囲気だったが、大統領の叱責は取るに足らないと考えたという意味にも捉えられる。「叱責」と「面倒」という、やや矛盾した表現に裁判部も腑に落ちないという様子で質問を投げた。キム部長判事は「大統領の(乗馬の)言及を気にせざるを得ないようだが、(いざ)乗馬支援問題(に対する報告)は2015年の秋頃と3回目の単独面談の前の2回だけ聞いたということか」と尋ねた。イ副会長は「私や(李健煕<イ・ゴンヒ>)会長はそのようなことをいちいち気にしたり聞かないタイプであり、チェ・ジソン未来戦略室長が自分でなんとかするだろうと思っていた」と答えた。乗馬の事案は実務陣に一任したとし、自分を指示・報告体系から分離させようという趣旨とみられる。

ヒョン・ソウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-08-03 21:22修正:2017-08-03 22:09
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/805500.html 訳M.C(1455字)

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