3・1運動100周年をむかえ、タプコル公園周辺に3・1運動記念館が建設され、タプコル公園は当時の姿のとおりに復元され市民に開放される。
9日午後、ソウル市はソウル鍾路区(チョンノグ)の天道教中央大教堂で「三一大路(サミルデロ)シンポジウム」を開き、このような計画案を発表した。ソウル市の計画案によれば、タプコル公園北門のすぐ外側に土地787平方メートル、延建築面積3900平方メートル規模の「三一運動100周年記念館」を建てることにした。ソウル市は現在、企画財政部が所有するこの土地を無償で使うか、ソウル市の土地と交換するために4月に企画財政部に建議した。
3・1独立宣言の現場であるタプコル公園も、考証を通じて当時の姿に復元し、出入りをさらに自由にする方案を推進中だ。現在は南側の正門と西門だけが開かれているが、北門と東門も開いて東西南北から出入りできるようにするということだ。特に3・1運動100周年記念館が建てられれば、北門の開放は必須だ。歴史復元と開放は狭苦しいタプコル公園のイメージを改善し、タプコル公園の北東側地域の活性化にも役立つと予想される。
3・1運動で中枢的役割を果たした天道教の中央大教堂もより開かれた空間に改善する。 まず天道教側との協議を通じて、中央大教堂の塀を取り払い、広場と道路を統合・開放する。中長期的には、水雲会館の低層部を3・1運動と天道教の独立運動を見せる記念空間に変える方案も天道教側と協議する計画だ。
この他に、三一大路周辺の重要な歴史的空間である雲ヒョン宮、洋館、校洞小学校、西北会館跡、朝鮮建国同盟跡、勝洞教会などを踏査するコースを作り運営する計画だ。