原文入力:2009-08-20午後07:02:21
ペク・ナクチョン,ベーカー,和田春樹など
‘東北アジア 平和と安全’共同声明
クォン・ヒョクチョル記者,シン・ソヨン記者
←韓国・米国・日本の知識人 110人が20日午前、ソウル,太平路,韓国言論会館で‘東北アジアの平和と安全のための知識人共同声明’を発表している。左側からキム・サングン牧師,イム・ドンウォン ハンギョレ統一文化財団理事長,和田春樹東京大名誉教授,ペク・ナクチョン ソウル大名誉教授,エドワード・ベーカー ハーバード大ハーバードイェンチン研究所企画委員,イム・チェジョン前国会議長,イ・ソンジョン円仏教ソウル教区長。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr
韓国,米国,日本の有名知識人110人が20日‘東北アジアの平和と安全のために’という題名の共同声明を発表した。これらは北韓の核実験と国連制裁などが東北アジア危機を加重させる‘強硬対応の悪循環’を防ぐために、バラク・オバマ米大統領と金正日北韓国防委員長が北朝-米対立を解消する根本的方案を用意することを促した。
ペク・ナクチョン ソウル大名誉教授,和田春樹日本東京大名誉教授,エドワード・ベーカー米国ハーバード大ハーバードイェンチン研究所企画委員など共同声明参加者らは20日午前、ソウル,太平路,韓国言論会館で記者会見を行い、最近ビル・クリントン前米大統領とヒョン・ジョンウン現代グループ会長の北韓訪問を契機に東北アジア危機に対話と妥協で対処することを訴えこのように主張した。
これらはオバマ大統領と金正日委員長に「米国と北韓は公式特使派遣を含め公開と非公開,両者と多者など形式に束縛を受けず即刻交渉を始めなければならない」として「初めの段階で相互主権の尊重を宣言すると同時に、2000年の北-米共同コミュニケを両国間対話の基準として受け入れなければならない」と注文した。
また北韓の核兵器開発を中止させるために、米国,ロシア,中国など東北アジアの核保有国らが自ら核軍縮に出て、大量破壊武器(WMD)だけでなく在来式武器まで含めた‘東北アジア軍縮会議’開催が必要だと話した。これらは韓国政府に対しては去る政府時の南北首脳間合意を尊重することを提言した。
一方、記者会見参席者らは金大中前大統領逝去を哀悼し、6・15共同宣言の意義を再確認した。共同声明提案者の1人である和田春樹名誉教授は「この日の共同声明発表は2000年南北首脳会談が開いた東北アジアの新しい時代を後退させることはあってはならないという意志の表明であり、金大中先生の遺志を継ぐことでもある」と話した。
この声明には韓国44人,米国30人,日本30人など計110人の知識人が名前を連ねた。韓国ではイム・ドンウォン ハンギョレ統一文化財団理事長,カン・マンギル高麗大名誉教授,ペク・ナクチョン ソウル大名誉教授,コ・ウン詩人,シン・ギョンニム詩人などが参加した。米国からはノオム チョムスキーM.I.T.大言語学名誉教授と世界体制論を主に主張したイマニュエル ウォルロスティン エール大特別選任研究教授などが、日本からは1994年ノーベル文学賞を受けた大江健三郎,和田春樹東京大名誉教授,著名な文学評論家であり思想家の柄谷行人などが参加した。
クォン・ヒョクチョル記者nura@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/372287.html 訳J.S