原文入力:2009-08-17午後09:08:37
今年15万部 配布計画
“70年代 反共教育復活”
キル・ユンヒョン記者
警察が北韓体制の問題点を指摘し核開発を非難する内容の広報漫画を作り、一線小・中学校に配布する計画だと知らされ、“1960~70年代式反共教育の復活”という批判が出ている。
17日警察庁保安局などの話を総合すれば、警察は青少年らの‘わい曲された’統一・安保思想を正すという名目で7500万ウォンの予算をかけ年内に広報漫画15万部を作り一線小学校と中学校に配布する予定だと確認された。
この漫画には△北韓体制の問題点△北韓の核・ミサイル開発が韓国社会に及ぼす威嚇△赤化統一になれば残酷に変わる私たちの生活△イ・ミョンバク政府の共存共栄政策などが主要内容として載せられ‘駐韓米軍撤収’と‘国家保安法廃止’等を主張する南韓の人々に対する批判も含まれる予定だ。
しかし保安法の場合、7条(鼓舞・称賛)と9条(不告知罪)等が人権侵害的要素が大きい上に、すでに死文化されていて盧武鉉前大統領時期にハンナラ党内からも多数が改正意見を出した。
全国教職員労働組合はこの日論評して「学校で生徒たちに教える内容は教育専門家の討論と公聴会,試験運営の過程を経て慎重に決定されること」として「警察が旧軍事政権時期の公安機関に戻り漫画製作に出るならば時代に逆行するという嘲弄を受ける」と指摘した。
これに対して警察庁保安局関係者は「漫画は北韓の核実験とミサイル発射などが韓半島安保に及ぼす威嚇などを客観的に示す内容を入れる」として「1991年に締結された南北基本合意書の精神により北に対する体制非難などの内容はのせない」と話した。
キル・ユンヒョン記者
原文: 訳J.S