登録 : 2017.03.30 23:37 修正 : 2017.03.31 06:18

「青少年が直接選ぶ第19代大韓民国大統領運動」ポスター//ハンギョレ新聞社
 「投票権が与えられなくても、大統領を選ぶ」

 選挙権のない満19歳未満の青少年が、大統領選挙を行う計画だ。結果に影響を及ぼすことはない「模擬大統領選挙」だが、実際の投票日である5月9日に青少年たちの大統領を選び、当選人に当選証書も渡す。

 韓国YMCA全国連盟が立ち上げた「青少年が直接選ぶ第19代大韓民国大統領運動本部」(運動本部)は、来月1日から投票権のない満19歳未満の青少年選挙人団20万人を募集し、5月9日に模擬大統領選を行うと30日明らかにした。ろうそく政局で満18歳の参政権を要求する声が高まったが、国会で公職選挙法改正につなげることはできなかった。運動本部事務局のキム・ジンゴン指導力開発局長は「既成世代は、青少年たちが未熟であるとか、人気投票になってしまうだろうという反対論理を立てている」とし、「青少年たちが直接選挙情報を得て、望む政策に対する意見を開陳し直接選出してみながら、18歳の参政権実現に対する運動を続ける」と話した。

 4月1日から5月8日まで選挙権がない満19歳未満の青少年であれば、誰でもホームページ(18vote.net)から青少年選挙人団に登録することができる。名前と連絡先、住所などを簡単に入力すれば登録は終わる。実際に19代大統領選挙日と同じ5月9日に、青少年らもホームぺージや地域別オフライン投票所で一票を行使すれば良い。実際の選挙日程と同様に、5月4日から5日までの2日間は事前投票もできる。運動本部は、選挙人団20万人の募集を目標にした。運動本部は選挙が終わった後に記者会見を開き、青少年たちが選んだ大統領に当選証書も直接渡す計画だ。実際の大統領当選人と違っても、青少年が選出した大統領という格別な意味が込められている。

 選挙前まで運動本部は青少年だけに向けた「偏向選挙放送」シリーズを作り、模擬大統領選挙に対する関心をつなげる計画だ。聖公会大学のキム・チャンホ教授(Y政治研究所長)が、青少年2人とともに20回分の選挙放送を進行する。青少年たちが望む政策を各政党の政策チーム長に伝え討論会を行うのも、シリーズの一つとして構想している。フェイスブック、ツイッターなど、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて大統領選候補の公約や政策も広く知らせる方針だ。

 釜山(プサン)の大徳女子高校3年生の青少年YMCA全国代表者会のホ・ヨンラン共同会長(18)は「教育政策だけみても、青少年が教育の当事者なのに私たちの意見が受け入れられず疎外されたのは、青少年が有権者ではないため」とし、「今回の模擬選挙を通じて、青少年はただ守るべき対象ではなく、一人の独立した存在として受け入れられる契機になってほしい」と話した。

パク・スジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
韓国語原文入力:2017-03-30 17:24
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/788675.html 訳M.C(1285字)
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