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‘植民地近代化論’ニューライト 政・官・放送界に布陣

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/371321.html

原文入力:2009-08-14午後10:00:54
“日本が植民地統治で韓国を近代化させた”

イユ・チュヒョン記者

日本が植民統治を通じて韓国を近代化させたという‘植民地近代化論’を主張するなど保守右翼論理を展開しているニューライト系列の人々が政・官界など与党にあまねく布陣されていることが明らかになった。

キム・ユジョン民主党スポークスマンは14日ハンナラ党・大統領府および各委員会・政府傘下機関に身を置いているニューライト人物20人余りの名簿を発表した。面々を見ればハンナラ党議員ではシン・ジホ(自由主義連帯代表),チョ・ジョンヒョク(ニューライト シンクネット常任執行委員),チャン・ジェウォン(ニューライト釜山連合共同代表),キム・ソンフェ(ニューライト京畿安保連合常任代表),ナ・ソンニン(韓半島先進化財団先進化シンクタンク院長),パク・ヨンア(自由主義教育運動連合政策委員長)議員など6人がいる。ユ・ソクチュン前ニューライト全国連合共同代表はハンナラ党真の政治運動本部長を受け持っており、イ・ソクヨン法制処長はニューライト全国連合常任代表出身であり、チェ・ソンホ外交通商部人権大使もニューライト全国連合共同代表を務めた。イ・チャンヨン金融委員会副委員長(自由主義連帯運営委員),イ・ジェギョ真実和解のための過去史整理委員会委員(自由主義連帯副代表),カン・キュヒョン真実和解のための過去史整理委員会委員(教科書フォーラム運営委員)等が政府所属委員会に属している。チョ・チュング首都圏埋立地管理公社社長(ニューライト全国連合城北区代表),アン・ビョンジク京畿道実学博物館準備委員長内定者(ニューライト財団理事長),イ・テヨン韓国文化芸術教育振興院長(自由主義市民連帯文化委員長),パク・サンホン大橋開発監査(ニューライト財団運営委員)等も皆ニューライトに根を置いた人物だ。この他に日帝時に親日が避けられなかったという趣旨の発言をして警告を受けたイ・サンモク大統領府嘆願制度改善秘書官はキム・ジンホン ニューライト全国連合常任議長の補佐役を経た。

放送界でもニューライト人士が大挙掌握している。キム・グァンドン放送文化振興会理事(教科書フォーラム運営委員),チャ・ギファン放送文化振興会理事(自由主義連帯運営委員),チェ・ホンジェ放送文化振興会理事(自由主義連帯組織委員長)等が言論政策の最前線で活動している。自由主義連帯,韓半島先進化財団,教科書フォーラム,北韓民主化ネットワーク,自由主義教育運動連合,自由教員組合,先進化市民行動,キリスト教社会責任,正しい社会市民会議などは皆ニューライト関連組織だ。

ニューライトは色々な面で現政権と近い距離を維持している。イ・ミョンバク大統領は昨年8月28日、ニューライト連合会員250人余りを大統領府に招請し「直さなければならないことが多く、すべき仕事が多いがそれでも希望がある」と励ました。イ大統領は特にキム・ジンホン ニューライト全国連合常任議長と去る17年間、キリスト教実業家祈祷会の集いなどでしばしば会うなど親しい間柄として知られている。 イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr

原文: 訳J.S