原文入力:2009-08-14午後10:13:12
ソン・ホジン記者,シン・ソヨン記者
←全斗煥前大統領が14日午前、金大中前大統領が入院しているソウル,新村セブランス病院を訪問し、金前大統領の夫人イ・ヒホ氏に慰労の言葉を伝えた後、エレベータに乗り挨拶している。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr
全斗煥前大統領は金大中前大統領の夫人イ・ヒホ氏を見るやいなや「ああどれほどかご苦労が多いでしょう」として手を握った。「加減がずっと悪くなられるようで休暇中に(このように)来た」として心配する気持ちを表わした。1980年当時‘全斗煥新軍部’は内乱陰謀罪で金前大統領に‘死’(死刑)を宣告するなど政治的弾圧を加えたが、今や病床に横たわった金前大統領を訪ねて行った全前大統領は「全快されて外国旅行もなされて、良い所に行かれたら良いのに…」として回復を祈った。
全前大統領が14日ソウル,新村セブランス病院に入院して33日目である金前大統領を病気見舞いした。集中治療室で集中治療中である金前大統領に直接会えないまま20階のVIP控室でイ・ヒホ氏に会った彼は「金大中大統領が現職でいらっしゃる時、前職(大統領)たちは一番幸せだった」と回想した。彼は「金前大統領在任期間に10度近く(大統領府に)招待され、世の中が移り変わる状況もだいぶ把握できたし助けもたくさん受けた」として「イ・ミョンバク大統領も前職大統領の意見を聞けば良い」と話した。次男キム・ホンオプ前議員などと共に全前大統領を迎えたイ・ヒホ氏は「お越しいただき感謝します」と挨拶した。
全前大統領はこの日記者たちの質問は受けなかった。取材陣が‘病気見舞いの意味’等を尋ねたが「私に何か話を聞きたいということなのか」とだけ話した。彼はある市民の‘虐殺者!’という叫びを背にしたまま車に乗った。
パク・チウォン民主党議員は「(1996年拘束された)全前大統領が延禧洞の私邸まで国家に献納した時、金前大統領が‘家の一軒はなければいけないのではないか’として延禧洞に入って暮らすようにした経緯もある」として「死刑宣告のような過去があったが金前大統領は野党総裁時期に全て許した」と語った。ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/371250.html 訳J.S