登録 : 2017.02.27 23:03 修正 : 2017.02.28 07:19

年に約8万頭の食用犬が販売される牡丹犬肉市場 
牡丹市場の商人ら、今日から犬の屠畜・保管施設を撤去 
城南市、商人たちと協約を締結し5月までに業種転換を誘導

「嫌悪議論」を起こしてきた京畿道城南市の牡丹市場の家畜市場にいる犬の屠畜・保管施設。城南市と商人たちが協約を結び、27日午前から順次自主整備・撤去される/聯合ニュース
 韓国最大規模の「犬肉」取引市場である京畿道城南市(ソンナムシ)の牡丹(モラン)市場の一部の商人たちと城南市が27日、犬の保管・屠畜施設の撤去を開始した。「城南の牡丹市場=犬肉屠殺場」という等式が完全に崩れることになるのか注目される。

 牡丹家畜市場商人会のキム・ヨンブク会長は、この日午前10時30分から城南市中院区(チュウウォング)城南洞の牡丹市場の店舗前で、自主整備着手の説明会を行い、自ら犬の保管・屠畜施設を撤去する作業に入った。キム会長はこの日「生計の基盤を失うのではという恐怖が大きいが、7カ月間の協議期間で城南市とお互いに信じて頼れる同伴者の関係に発展することができた。新たな姿で生計の基盤を守っていくことができると信じている」と話した。彼はさらに、「22店舗のうち15店舗が自主整備に取りかかり、7店舗は参加しなかった」と付け加えた。

 この日から撤去を始める施設は、食用販売を目的に生きた犬を閉じ込めた鉄製のケージと業者の屠畜施設だ。60平方メートル規模の店舗の内外には犬の保管場が2~3カ所、屠畜施設が1カ所ずつ備えられている。今回の整備は昨年12月13日、城南市と商人たちが「嫌悪議論」を醸してきたこれらの施設をすべて撤去することを協約したことによる最初の後続措置だ。当時、商人会は販売目的で犬を閉じ込めたり屠殺することを中止し、犬の保管・屠畜施設すべてを自主撤去し、市は商人たちの業種転換、転業移転、環境整備ができるように行政的に支援することにした。

 今回の自主整備で「生きた食用犬」の販売は中止されるが、「犬肉」は引き続き販売される予定で、市は5月までに撤去と業種転換を誘導する計画だ。

 牡丹市場は、一日平均約220頭、年間8万頭の食用犬が取引される韓国で最大規模の犬肉市場だ。2001年には54カ所が営業していたが、2002年の韓日ワールドカップを契機に消費が停滞し、半分に減った。その後も犬の保管・屠畜施設、悪臭などで動物保護団体の反発を呼び、地域イメージにも良くない影響を及ぼした。畜産物衛生管理法と施行令には犬は家畜の範囲に含まれず、取り締まる根拠がなく、地方自治体としてもお手上げだった。商人たちは営業権と生存権の保障を要求して対立した。

 これに市は昨年7月22日、11の部署からなるいわゆる「犬肉問題解決のためのタスクフォース(TF)」を構成した。さらに、建築物の無断増築、道路占用違反など違法事項に対する集中取り締まりを行うとともに、公務員、商人で構成された協議会を作り10回あまりにわたって対話を通じた解決策を模索した。

城南/キム・キソン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-02-27 21:58
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/784287.html 訳M.C(1378字)

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